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新戦力パトリック躍動、G大阪が清水に4発完勝2連勝

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[7.23 J1第16節 G大阪4-0清水 万博]

 ガンバ大阪がホームで清水エスパルスに4-0で快勝。今季2度目の2連勝を飾った。対する清水は7試合勝利なしに終わっている。

 一方的な展開になった。G大阪は前半6分にCKのこぼれ球をDF阿部浩之がダイレクトで蹴り込み先制。同9分には加入後初先発となったFWパトリックの折り返しを、MF大森晃太郎が右足で押し込み、あっさりリードを2点に広げた。

 さらにガンバの攻勢は続く。前半23分には左サイドからMF遠藤保仁の上げたクロスをパトリックが押し込むが、これはGK相澤貴志の好セーブに遭う。前半はこのまま2-0で折り返したが、シュート数は12-0。結果、内容ともにG大阪が圧倒して前半を終えた。

「切り替えを早くして相手のテンポを変えよう」とアフシン・ゴトビ監督に送り出された清水イレブンも、後半6分にFW高木俊幸が、ようやくファーストシュートを放ち反撃を試みるが、この日のG大阪の勢いを止めることは出来ない。同11分にはDF米倉恒貴に突破を許すと、パトリックにダイビングヘッドを決められ、反撃ムードを削がれる。38分のノヴァコビッチのFKもGK東口順昭に防がれてしまった。逆にG大阪は同43分に途中出場のFWリンスが今季2ゴール目を突き刺して、ダメを押した。

 前節シュート3本で2得点を勝利したG大阪だが、この日はシュート18本を放ち快勝。2試合連続の完封勝利で今季2度目の連勝を飾った。長谷川健太監督も「前節も同じような展開だったのですが、後半はシュート0に終わってしまった。(今日は)後半もう一度、やり直そうと話していた。パトリックも期待と不安の両方があったが、よくやってくれた。リンスもやっと決めてくれた」と快勝に口元も緩みっぱなしだった。

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