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上回った広島の意地…3か月ぶり勝利は5発大爆発

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[7.23 J1第16節 広島5-2柏 Eスタ]

 サンフレッチェ広島がホームで柏レイソルを5-2で下した。広島はリーグ戦6試合ぶり勝利となった。

 打ち合いになった。まずは前半11分に自らのシュートのこぼれ球をFW工藤壮人が押し込み、柏が先制。しかし同22分にに広島も石原直樹とのコンビで崩したFW佐藤寿人が同点弾を奪うと、同31分には左サイドからMF高萩洋次郎が蹴り込んだFKが直接入るラッキーなゴールで勝ち越しに成功した。前半を1点リードで折り返した。しかし後半に入ると柏も反撃。10分にMF狩野健太が同点弾を突き刺し、試合は再び振り出しに戻った。

 一進一退の好ゲーム。しかしこの日はリーグ戦ここ5戦勝ちのなかった広島の執念が上回った。後半16分に左サイドを突破したMF柏好文がそのまま右足で逆サイドに蹴り込み、勝ち越し弾。柏は嬉しい移籍後リーグ初ゴールになった。さらに同26分にはルーキーFW皆川佑介もボレー弾を突き刺す。トドメは後半45分、MF森崎浩司が鮮やかにゴールネットを揺らし、ゴールラッシュを締めくくった。

 リーグ戦では4月29日の鳥栖戦以来、6戦ぶりの勝利を飾った広島。ホームでは4月12日のFC東京戦以来の白星となった。ヒーローインタビューに立った柏は「やっと初得点取ることが出来ました」と絶叫。Jリーグ初ゴールの皆川も「気持ちいいです」。トドメを刺した森崎浩は「これがサンフレッチェの力です」と胸を張った。

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