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フランクフルト、乾をFWにコンバート?

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ヒューブナーSD:「監督は彼を最前線の選手と見ている」

 フランクフルトトーマス・シャーフ新監督は、MF乾貴士を最前線で起用するかもしれない。ドイツ『ビルト』が伝えている。

 フランクフルトを去ったアルミン・フェー前監督の下では、1シーズン目は主力メンバーとして活躍した乾。2シーズン目はチームが結果を出せない中、ベンチに甘んじることが多く出場機会が減少した。以前の地元メディア『FAZ』などでの報道では、放出が決定的だったとも伝えられている。

 しかし、新シーズンに向けて元ブレーメンのシャーフ監督を招へいしたフランクフルトで、乾に新たなチャンスが訪れたかもしれない。ドイツ『ビルト』によれば、乾は自ら専属通訳を外し、ドイツ語を理解できるようになったという。また、たびたび笑顔も見せ、ピッチで積極的に競り合っていると伝えている。

 シャーフ監督は乾を左サイドではなく、FWとして起用することを考えているようだ。ブルーノ・ヒューブナーSD(スポーツディレクター)は、「監督は彼を最前線の選手と見ている」と明かしている。

 チームメイトのDFマルコ・ルスは乾の姿勢について『ビルト』にこう語った。

「彼はひょっとしたら、早すぎる段階で昨シーズン(での復調)を諦めてしまったかもしれないね。今は新しい監督の下で新しいチャンスをつかもうと一生懸命に戦っているよ」

 フランクフルトで3シーズン目を迎える乾。日本代表MF長谷部誠が加わったチームで、FWとして新境地を見出すことになるのだろうか。


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