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ミラン完敗も監督は楽観視「結果より内容」

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 日本代表MF本田圭佑の所属するミランは25日、アメリカで開催されているギネス・インターナショナル・チャンピオンズ杯の開幕戦でオリンピアコス(ギリシャ)と対戦し、0-3で敗れた。前半16分に先制点を許すと、後半にも2失点。フィリッポ・インザーギ新監督を迎えたミランだが、厳しい船出となっている。

 22日に現地でチームに合流したばかりの本田は、後半32分から途中出場。4-3-3の右WGに位置するも、ほとんどボールに絡むことなく、本田にとってのインザーギ体制初戦を終えた。

 完敗を喫したミランだが、W杯を戦った各国代表組には休養が与えられていたため、この日はFWマリオ・バロテッリなど、ベンチ入りはしたがほとんどが出場しなかった。公式サイトによると、インザーギ監督も「代表選手たちは3日前に合流したばかりで使うことが出来なかった」と説明。しかし本田ら数名に関しては、「遠征メンバーが少ないため、使わざるを得なかった」と話した。

 同大会は欧州名門8クラブが集結し、頂点を争うプレシーズン最大の注目を集める大会。2組4チームに分かれてリーグ戦を戦い、8月5日(日本時間)の各組1位同士の決勝戦で優勝を決める。黒星発進となったミランの次戦は日本時間28日、マンチェスター・シティ(イングランド)と対戦する。

 インザーギ監督は「今日は誰も怪我しないことが大事だった。スピリットや意欲も見ることができたしね。今は結果を見る時期ではない。私は内容を見ている。我々が持てるものをすべて出せれば、その時は違うチームになっているはずだ」と、あくまで調整段階にあることを強調している。

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