beacon

ルーニー2G1Aのユナイテッドが逃げ切る、香川はボランチで途中出場

このエントリーをはてなブックマークに追加

 欧州の名門8クラブが参加するギネス・インターナショナル・チャンピオンズ杯は26日、グループA第1節の2試合を行い、MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は米コロラド州デンバーのスポーツ・オーソリティー・スタジアムでローマ(イタリア)と対戦し、3-2で勝った。香川は後半開始からボランチで出場した。

 3-5-2のシステムでスタートしたユナイテッドは前半36分、FWウェイン・ルーニーの豪快なミドルシュートで先制。MFフアン・マタから中央でパスを受けた背番号10は振り向きざまにエリア外から右足を振り抜き、ゴール左隅に蹴り込んだ。

 その3分後の前半39分にはハーフウェーライン手前からルーニーが前線へ正確なロングフィード。DFラインの背後を取ったマタはワントラップから左足のループシュートでGKの頭上を越し、ゴールネットを揺らした。前半終了間際にはMFアンデル・エレーラからパスを受けたFWダニー・ウェルベックがPA内でDFウルビー・エマヌエルソンに倒され、PKを獲得。これをルーニーが決め、3-0で前半を折り返した。

 ルイス・ファン・ハール監督はハーフタイムに9人を交代。香川もピッチに入り、24日のLAギャラクシー戦に続いてボランチでプレーした。香川は正確なロングフィードでチャンスをうかがい、後半29分にはこぼれ球に反応し、左足でシュートを狙う場面もあったが、得点に絡むことはできなかった。

 逆に後半はローマのペースで試合が進み、後半30分、MFミラレム・ピャニッチのハーフウェーライン手前からのロングシュートが決まり、1-3。後半39分にはDFレアンドロ・カスタンのオーバーヘッドシュートがポストを叩く場面もあった。同44分にはDFマイケル・キーンのハンドで獲得したPKをFWフランチェスコ・トッティが決めて1点差に追い上げたが、ユナイテッドが何とか3-2で逃げ切った。


▼関連リンク
欧州組完全ガイド
プレミアリーグ2014-15特集
セリエA2014-15特集

TOP