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ブログで移籍への思いを綴った長谷部「サッカー選手としての決断を選んだ」

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 今夏、ニュルンベルクからフランクフルトへ移籍した日本代表MF長谷部誠が自身のブログを更新し、「新たなスタート」とタイトルをつけて移籍への思いを明かした。

 昨季からニュルンベルクへ移籍した長谷部だが、14年1月のスペイン合宿中に右ヒザ外側半月板を損傷。日本で手術を受けて一時はチームの全体練習に合流したが、故障が再発して再手術を受けた。シーズン終盤に復帰したものの、チームは2部降格となった。

 長谷部はブログで「半シーズンをケガで棒に振り、チームは2部に降格してしまいました。チームに残るべきか移籍をするのか、サッカー選手としての決断をするか1人の人間としての決断をするのかでかなりの間悩みました」と当時の心境を明かすと、「最終的にはサッカー選手としての決断を選びました」と移籍を決めた理由を綴った。

 そして、「さまざまな思いが交錯しましたが、今は新しいチームで新しいスタートを切り、この決断が良かったと後に思えるように前だけを向いています」と、すでに気持ちの整理はつき、視線は前だけに向けられていると記した。

 07-08シーズン途中にボルフスブルクに加入して、ドイツでのシーズンも8シーズン目を迎えたことに対し、「慣れというものを通り越して居心地の良いものになってきています」と綴りながらも、「居心地の良いものは時に満足感や甘えを生んでしまうものでもありますので、常に緊張感と向上心を持って取り組んでいきたいと思っています」と意気込みを示した。


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