メディカルに問題はないはず?

　QPRのハリー・レドナップ監督は、リバプールへの移籍が破談に終わったFWロイク・レミーについて、メディカルチェックで問題が見つかったというのは事実ではないはずだと主張している。

　移籍金850万ポンドでのリバプール移籍が合意に達し、取引完了に向けてメディカルチェックを受けたと見られるレミー。だが、結局移籍は成立に至らなかった。

　レミーの移籍消滅について、レドナップ監督は次のようにコメントしたとイギリス複数メディアが伝えている。

「彼はここに戻ってくる。私が知っているのは自分で見聞きしたことだけであり、彼がどのようにメディカルチェックをパスしなかったのか、本当のところは分からない」

「彼はここで精密なメディカルチェックを受け、(昨シーズンのレンタル先の)ニューカッスルでも受け、ワールドカップ前にフランス代表でも受けた。コンディションに問題があったことはない」

　レドナップ監督は、破談の理由はほかにあったはずだと主張するとともに、レミーが自らのチームでプレーする見通しとなったことを喜んでいる。

「メディカル(の問題)であるはずはない。あり得ないことだ。まったく道理に合わないことであり、ほかに理由があったはずだ。何らかの形で交渉が決裂したのか、彼らが別の目標に向かうことを決めたのか、そういうことがあったはずだ」

「彼にとってはリバプールに移籍できずに残念なことだったが、私としては、素晴らしいストライカーがここに戻ってきたということだ。彼はプレミアリーグで最高のストライカーの一人だと思う」

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