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ジェラード:「人生で最悪の3か月」

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痛恨のスリップから苦しんだキャプテン

 リバプールに所属する元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードが、この3か月を振り返った。同選手は、「おそらく人生で最悪」だったと感じている。

 リバプールは2013-14シーズンのプレミアリーグで優勝を争ったが、主将を務めるジェラードのミスもあってタイトルに届かなかった。その後、イングランド代表のキャプテンとしてワールドカップ(W杯)に臨んだものの、チームは好成績を残せずに終わっている。

 チェルシー戦でのスリップを振り返り、ジェラードは次のように話した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「何度も苦しむために、あのシーンを見る必要はない。あの後、ロッカールームでも日が経っても、ずっと痛みがあった。おそらく、僕の人生で最悪の3カ月だ。しかし、起きてしまったことを認めなければいけない。変えることは不可能なのだからね」

「残酷だったよ。僕はセットプレーで自分のマークを外さなかったし、PKでのミスやパスミスもなかった。地球上のすべての人が、人生のどこかでスリップをする。僕にとって、それは最悪のタイミングで訪れたんだ」

 ジェラードはそこからW杯に臨んでいる。

「厳しい時間はあるものだ。残念なことに、僕にもその時間は訪れた。W杯でそれを乗り越えることができればと思っていたが、逆効果になってしまったよ。短期間に2度の最低なことが起きてしまったんだ」

 それでも、新シーズンに切り替えている。

「僕は34歳で、この3か月のことを引きずるつもりはない。(自分のキャリアを)高いところで終えることは大事だ。リバプールの選手として、リバプールのファンとして、毎回ベストを尽くすよ」

 W杯を終えた後、ジェラードはイングランド代表からの引退を表明した。

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