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[クラブユース選手権U-18]準々決勝総括:札幌U-18、三菱養和SCユース、JFAアカデミー福島、F東京U-18が4強入り

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adidas CUP 2014
第38回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会


 adidas CUP 2014 第38回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会は30日、準々決勝を行い、コンサドーレ札幌U-18三菱養和SCユースJFAアカデミー福島U18FC東京U-18の4チームが8月1日に三ツ沢陸上競技場で開催される準決勝へ進出した。準決勝では札幌と三菱養和、JFAアカデミー福島とF東京がそれぞれ対戦する。

 ジュビロ磐田U-18と対戦した札幌は前半12分にMF久保田成悟が左足で先制ゴール。相手にボールを支配される展開を耐えた札幌は後半一気に磐田を突き放す。6分、11分にFW平川元樹が連続ゴールを決めると、終盤にもMF按田頼のヘディングシュートとMF藤井慎之輔のPKによって加点して5-0で快勝。02年以来12年ぶりとなる4強進出を決めた。

 “街クラブの雄”三菱養和は95年以来19年ぶりとなる4強入りを果たした。京都サンガF.C.U-18と対戦した三菱養和は前半4分に京都MF大西勇輝に先制ゴールを許したが、24分にFWディサロ燦シルヴァーノが左足で5戦連発となる同点弾。京都は31分にU-19日本代表候補MF奥川雅也が勝ち越しゴールを挙げたものの、三菱養和は試合終盤に鮮やかな逆転劇を見せた。1点を追う後半34分、交代出場のMF松井輝純が左足シュートをゴールへ沈めて同点。そして41分には10番MF下田悠哉が左足で決勝点をマークし、3-2で三菱養和が逆転勝ちを収めた。

 初出場で8強まで勝ち上がってきたJFAアカデミー福島は昨年4強のガンバ大阪ユースと対戦。DF金城ジャスティン俊樹のPKで先制したJFAアカデミー福島に対し、G大阪はU-17日本代表MF市丸瑞希とU-17日本代表FW高木彰人のPKで逆転する。だが、JFAアカデミー福島は後半18分、交代出場のMF草野侑己が2戦連発となる同点ゴール。さらにその1分後にはFW浜田力が左足シュートを決めて勝ち越した。粘るG大阪も30分に交代出場のFW妹尾直哉が決めて同点に追いつく。3-3のまま延長戦でも決着がつかなかった試合はPK戦に突入。1人目が失敗したG大阪に対し、JFAアカデミー福島は1人目のMF加賀山泰毅から草野まで5人全員が決めて5-3で勝った。


 ジェフユナイテッド千葉U-18と対戦したF東京は前半34分に千葉DF浦田樹に直接FKを決められて先制点を許す。F東京はゴールが遠く0-1のまま終盤を迎えたものの、後半45分に交代出場のMF渡辺龍がPKを獲得。これをMF蓮川雄大が右足で決めて土壇場で同点に追いついた。試合は1-1でPK戦へ突入。GK伊東倖希が千葉の2人目と4人目を止めたF東京は、1人目のMF佐々木渉から渡辺龍まで4人全員が成功し、4-2で勝った。F東京は準優勝した09年以来となる4強進出となる。


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