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インザーギ、3連敗にもチームに満足

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「このまま続けていくべき」

 2日に行われたギネス国際チャンピオンズカップの試合で、ミランはリヴァプールに0-2の敗戦を喫した。フィリッポ・インザーギ監督は、それでもチームの戦いぶりと姿勢に一定の満足を得られたようだ。

 オリンピアコスに0-3、マンチェスター・シティに1-5と大差で連敗して第3戦を迎えていたミラン。この試合でも前半にMFジョー・アレンに先制点を許し、終了間際にもMFスソに2点目を奪われた。

 今季から就任したインザーギ監督は非常に厳しい形でシーズンをスタートさせることになったが、リヴァプール戦からはポジティブな感触を得ることができたと話している。イタリア『Milannews.it』が指揮官の試合後のコメントを伝えた。

「0-2という不当な結果は残念だが、期待していた答えは得られた。良いリアクションを見せてくれた選手たちに満足している。こちらのGKがセーブをするような場面はなかったが、相手にはあった」

「後半は30分間を素晴らしいレベルで戦えたが、2点目も奪われるのは厳しすぎる結果だった。今日のような精神力や意欲を持って続けていかなければならない。選手たちに言えるのは、このまま続けていくべきだということだけだ」

 昨シーズンを8位という不本意な成績で終え、新監督を迎えて再起を図るミラン。シーズン開幕までに不安を払しょくすることができるのだろうか。

「これまでの試合では苦しんだが、今日は欧州屈指のチームを相手に勝負をすることができた。チームは上り調子であり、特に決意の部分で私の望むようなミランが見え始めている」

「この意欲と決意があれば国内リーグで良い戦いができるだろう。このチームは去年のような恐怖心を振り払わなければならない。今夜の試合が大きな自信を与えてくれると思う」

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