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横浜FCが1年半ぶりの4連勝! 最下位の富山はアウェー12連敗…

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[8.3 J2第25節 横浜FC2-0富山 ニッパ球]

 J2は3日に第25節を各地で行い、16位の横浜FCは最下位のカターレ富山と対戦した。3連勝中で7戦負けなしの横浜FCは、後半4分にMF野崎陽介のゴールで先制すると、同13分にもMF松下年宏がゴールを挙げて、2-0で勝利。7月13日の天皇杯2回戦(0-1)で敗れた借りを返し、今季初の4連勝を飾っている。

 序盤は2連敗中の富山が、押し気味に試合を進める。FW中島翔哉が積極的にゴールを狙ったが、得点は挙げられない。横浜FCは2列目に入っていたMF寺田紳一のポジションを下げて、相手のパスの出所に圧力を掛けて、少しずつリズムをつかんでいく。

 スコアレスで迎えた後半4分には、左サイドからのスローインを受けた野崎がFWパク・ソンホにパス。PA内でDFとの競り合いからボールがこぼれると、パスを出してからも動き続けていた野崎が、こぼれ球を回収してシュート。これが決まり、ホームの横浜FCが先制した。後半13分にも横浜FCは、左サイドからMF小池純輝がクロスを上げると、富山GK飯田健巳の頭上を越えたボールを、ゴール前まで走り込んだ松下年がヘッドで決めてリードを広げた。

 その後も横浜FCの山口素弘監督は、中盤の底にMF安英学を起用し、前線にMFナ・ソンス、FW黒津勝を起用して、堅守と速攻の意図を明確にする。後半43分には中島にPA内にドリブルを仕掛けられ、DFドウグラスの股下からシュートを打たれたが、ゴール左に切れて行ったこの場面以外は、危ない場面はほとんどなかった。

 このまま試合は2-0で横浜FCが勝利。勝ち点を32に伸ばし、約1年半ぶりに4連勝を達成した。一方の富山は5戦未勝利で、アウェー12連敗。J2残留に向けて、苦しい戦いが続いている。

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