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バイエルンCEOがロイスの契約に言及、ドルトムントは激怒

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契約解除設定金額は2500万ユーロ?

 バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOは、ドイツ『シュポルトビルト』のインタビューで、ボルシア・ドルトムントMFマルコ・ロイスの契約解除条項について話した。ドルトムントは、同CEOの発言に対し、6日に公式ウェブサイトで声明を出している。

 これまでドルトムントとの契約において、2015年夏に有効となる3500万ユーロの契約解除条項が盛り込まれていると見られていたロイス。バイエルンのルンメニゲCEOは、その金額はより低く設定されていると話した。

「同選手(ロイス)はドルトムントを去る条項を持つのは知られていることだ。噂によると、その設定金額は2500万ユーロらしい」

 バイエルンのロイス獲得の可能性について聞かれた同CEOは、次のように答えている。

「私と(ドルトムントCEOの)ハンス・ヨアヒム・バツケ氏はお互い尊敬する関係だ。来年のことは予想できない。来シーズン、どのような選手が必要になるのかは分からない」

 2013年夏にバイエルンはドルトムントからMFマリオ・ゲッツェを獲得し、今夏にはドルトムントで契約が満了となったFWロベルト・レヴァンドフスキが加入した。ルンメニゲCEOは、ロイスを高く評価するも、クラブ間の関係を配慮することになると強調している。

「(ロイスを獲得して)ドルトムントとの関係に負担をかけることは避けたい。ドルトムントは先日、バスティアン・シュバインシュタイガーのビデオの件で、非常に好意的な反応を見せた。そうすることは決して当然じゃないよ」

 一方、ロイスの契約内容についてルンメニゲCEOが話したことに関して、ヴァツケCEOは6日、公式ウェブサイトを通じて、声明を発表している。

「ルンメニゲ氏が3日に1度のペースでドルトムント内部の話をすることに、ドルトムント側は多少の迷惑を感じている。彼の発言の目的は、サッカーに興味を持つ人たちにとっては明確でしょう」

「ルンメニゲ氏は、そのような行為ですでに緊迫しているドルトムントとバイエルンの関係がさらに害を受けることを許している。当然、我々は今後も雇用者との契約詳細を公に明かすことはない」

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