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「すごく楽しい」 香川がプレシーズンの充実を語る…ボランチ起用にも言及

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 マンチェスター・ユナイテッドに所属する日本代表MF香川真司が、公式サイトでインタビューに応じている。香川は「3年目なので慣れは感じている。今はすごく楽しくできていると思います」などと、プレシーズンの充実を語っている。

 昨季、大不振に陥ったマンチェスター・ユナイテッドは、ルイス・ファン・ハール新監督を迎え、立て直しを図っている。先日までアメリカで行われていたギネス・インターナショナル・チャレンジ杯では“初タイトル”を手にするなど、順調な滑り出しをみせている。香川も新指揮官の下でのプレーに手ごたえを口にしている。

「フォーメーションも新しくなりましたし、監督は自分のスタイルというものを明確にチームに伝えてくれます。攻撃や守備の仕方についても指示を出してくれます。良いトレーニングができていると思います。指示も具体的で分かりやすい。本当に学ぶことが多い。毎日、新鮮な気持ちで練習が出来ています。競争も感じるので、良いチャレンジが出来ています」

 ファン・ハール監督が選手を見極める時期だったと強調するように、香川にも新たな可能性を示すことが求められていた。プレシーズン序盤はボランチでの出場が続くなど、試行錯誤の日々が続いた。これについても香川は前向きに捕えている。

「プレーのことに関しては、はっきりと『こうしてくれ』ということを伝えてくれる。監督が求めていることや、意図していることには自分も集中して取り組むようにしています。ボランチの時はボランチ同士の距離感であったり、ボールを受けた時の選択肢について意識するように言われています。ボランチは7、8年はやっていなかったから、すごく久しぶりにやっていますけど、まだ慣れない。でも、どんなポジションでも求められることをしっかりとこなしていければと思っています。与えられたポジションで結果を残していくしかないと思っています」

 開幕まであと1週間。16日にはオールド・トラフォードにスウォンジーを迎え、開幕ゲームを戦う。昨季は不本意なシーズンに終わっただけに、新シーズンにかける思いは強い。個人としても正念場のシーズンとなるはずだ。

「新しい監督の下で、新しいスタイルで年間を通じて勝ち続けていきたいです。このチームはファンの期待や、求められることがすごく大きいと思っているので、どの大会でも優勝を目指すことが必要になってくる。特に、今季はチャンピオンズリーグもヨーロッパリーグにも出場しないので、リーグ戦に集中して一試合一試合を戦っていきたいです」

「攻撃的な選手なのに、昨季ノーゴールで終わったのは悔しいです。また、W杯も悔しい結果に終わってしまって…。そう考えると、すごく悔しいシーズンを送ってしまいました。やっぱり、あの悔しさというのは自分自身忘れられない。逆にその悔しさを晴らすためにも、新しいシーズンでまた新たにチャレンジして、ピッチで自分自身を表現したい。ゴールや結果を残せるように貪欲にこだわっていきたいです」

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