beacon

ファン・ハールにプレミアの洗礼…マンUは42年ぶりのホーム開幕戦黒星

このエントリーをはてなブックマークに追加

[8.16 プレミアリーグ第1節 マンチェスター・U1-2スウォンジー]

 プレミアリーグの2014-15シーズンが16日、開幕し、ルイス・ファン・ハール監督が就任したマンチェスター・ユナイテッドはホームでスウォンジーと対戦し、1-2で敗れた。MF香川真司はベンチ入りしたが、最後まで出番はなかった。

 3-5-2のシステムでスタートしたユナイテッドはFWウェイン・ルーニーとFWハビエル・エルナンデスが2トップを組み、MFフアン・マタがトップ下で先発。FWロビン・ファン・ペルシー、FWダニー・ウェルベック、MFマイケル・キャリック、DFルーク・ショーら主力の多数が欠場する中、21歳のMFジェシー・リンガードが左アウトサイド、20歳のDFタイラー・ブラケットが3バックの一角に入った。

 ところが、前半24分にリンガードがMFアドナン・ヤヌザイと負傷交代するアクシデント。直後の同28分にはMFキ・ソンヨンに左足ミドルを決められ、先制点を許した。チャンスらしいチャンスをつくれずに前半の45分間を終えたユナイテッドは後半開始からエルナンデスに代えてMFナニを投入。システムも4-2-3-1に変更した。

 すると後半8分、右CKからDFフィル・ジョーンズがそらしたボールをルーニーが右足のバイシクルシュートで同点ゴール。同21分にはルーニーの直接FKがポストを直撃した。後半22分、新戦力のMFアンデル・エレーラに代えてMFマルアン・フェライニを投入し、最後の交代カードを切ったファン・ハール。しかし、なかなか流れの中で決定機をつくれず、逆に後半27分、クロスから勝ち越しゴールを決められた。

 終盤はフェライニを前線に上げるパワープレーを仕掛けたが、同点に追いつくことはできず。1-2でホームでの開幕戦を落とした。デイビッド・モイーズ前監督が指揮した昨季も開幕戦でスウォンジーと対戦し、当時は敵地で4-1で快勝していたが、ホームでスウォンジーに初黒星を喫するまさかの結果。ホームでの開幕戦に敗れたのは1972年以来、42年ぶりとなった。


▼関連リンク
欧州組完全ガイド
プレミアリーグ2014-15特集

TOP