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バロテッリも氷水かぶる、過去にケンカのリチャーズを指名

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 難病である筋委縮性側策硬化症(ALS)の認知度を高め、闘病を支援する目的で始まったチャリティーキャンペーン『アイス・バケツ・チャレンジ』。この慈善運動で指名された人は「氷水をかぶるか、ALSへ寄付するか」を選択。氷水をかぶった場合は、その様子をSNSへ投稿し、次の人を指名する。ミランのイタリア代表FWマリオ・バロテッリも18日、氷水をかぶった姿を自身のインスタグラムへ投稿した。

 水の入ったバケツを自らかぶってみせたバロテッリ。予想していたよりも、水が冷たかったのか、全ての水をかぶると勢いよくバケツを放り投げ、走りながら雄たけびをあげている。次にはミランのチームメイトであるMFサリー・ムンタリ、MFマイケル・エッシェン、元チームメイトのDFミカ・リチャーズ(マンチェスター・C)を指名した。

 なお、バロテッリはマンチェスター・シティに所属していた2011年12月の練習中、チームメイトだったリチャーズと殴り合い寸前のケンカをしたことがある。当時は、リチャーズが「俺とマリオは問題ないよ。練習ではこういうことも起こるし、最後は握手したんだ。それだけのアツさがあるってことさ!」と『Twitter』で釈明していた。ブラジル代表FWネイマールが『アイス・バケツ・チャレンジ』で“因縁”のコロンビア代表DFファン・スニガを指名したことも踏まえた、バロテッリ流の人選ともみられる。

 ここ3日間でFWクリスティアーノ・ロナウド(R・マドリー)やネイマールなど、サッカー界のそうそうたる選手たちが相次いで氷水をかぶっている。バロテッリが行い、ミランのチームメイト2人を指名したことで、今後ミランのチーム内で広まる可能性も高い。日本代表MF本田圭佑が指名される日も遠くはなさそうだ。なお、『CNN』によると、氷を被ったうえで寄付をしている人が多くいるといい、これまで前年比の4倍以上となる約4億円近くの寄付金が集まっているという。


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