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クルトワ起用のモウリーニョ、チェフ残留も希望

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ポジションを争うことを願う

 チェルシージョゼ・モウリーニョ監督は、18日のプレミアリーグ第1節バーンリー戦後、GKペトル・チェフが移籍しないことを望んでいると語った。

 レンタル先のアトレティコ・マドリーからGKティボー・クルトワが復帰し、守護神のポジション争いが注目されているチェルシー。バーンリー戦でモウリーニョ監督が選んだのは、クルトゥワだった。

 だが、モウリーニョ監督は世界最高クラスの守護神がチームに2人いる状況を続けたいと話している。試合後のコメントを、イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「チェフは落胆していたが、サッカーとはときにこういうものだ。選手たちが監督に満足しないこともあり得る。だが、グループの中では互いを支えなければいけない」

「私は、彼が出ていかないことを望んでいる。彼にオファーがないこと、オファーがあっても彼がそれを断ることを願っている。チームに世界最高のGKが2人いれば、私はうれしいだろう」

 試合前に起用の理由を問われると、モウリーニョ監督はこのように述べている。

「もちろん、GKは試合ごとに変えるものではない。少し安定が必要だ。だが、パフォーマンスの問題なんだよ。ペトルレベルのGKがベンチにいることを、ティボは分からなければいけない。我々が彼にハイレベルなパフォーマンスを求めているということだ」

「10年前も私は非常に難しい決断をした。当時は(カルロ・)クディチーニが長年にわたって素晴らしいパフォーマンスをしていた。私には22歳のGKもおり、私はその選手が長年にわたってチェルシーのゴールを守れると考えた。今は当時と非常に似た状況だ。ペトルは素晴らしいGKで、違いは10歳の年齢だ。我々はクラブの未来を考えなければいけない。それでクルトゥワを起用した」

 一方で、モウリーニョ監督はチェフの姿勢に賛辞を送っている。

「チェフが決定を知ったのは今朝だ。彼はプレシーズンでポジションを得ようとハードに戦ってきた。準備できているのは明らかだ。彼はプロフェッショナルに振る舞っている。それは我々が彼に望むものだ。彼は常にファンタスティックなプロフェッショナルだったからね」

「彼がポジションを争って戦うことを願っている。椅子に座ってのんびりし、その座を受け入れることがないように願っている。彼は勝者であり、ファイターだ。彼はポジションを争って戦うだろう」

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