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G大阪MF倉田のゴールが7月の月間ベストゴールに選出

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 Jリーグは19日、7月のJ1月間ベストゴールを発表し、ガンバ大阪のMF倉田秋の得点を選出した。ベストゴールに選出された倉田のゴールは、7月19日に行われたJ1第15節・ヴァンフォーレ甲府戦の26分に決めた一撃。

 Jリーグ選考委員は技術的な観点から「宇佐美選手からのパスをゴールに背を向けて受け止め、自身の足元にトラップしたのち振り返りながらのシュート。流れるようなモーションからのスーパーゴールであった。ボールを受けてからシュートまで一切無駄のない完璧な動きで、相手チームに守備の時間を与えないスピーディーな一発は、ボールの動きや相手チームのDF、GKの位置などを確認しながらシュートに持ち込むイマジネーションの高さが光っている。2014FIFAワールドカップブラジル大会で目の肥えたサッカーファンをもうならせるゴールであった」と、評価。

 また、チーム戦術的な観点からは「中断明け初戦の勝利を決定づけたゴールで、チームも波に乗った。宇佐美選手が前を向いてボールを持ったことにより、相手選手が宇佐美選手のシュートを阻もうとするなかで、空いたスペースに倉田選手が走り込み生まれたゴール。この後、チームは月間11得点をあげ、中断期間前(第14節)の16位から第17節終了時には8位と大躍進を遂げるきっかけとなった」と、理由を説明している。

 受賞した倉田は「月間ベストゴールに選んでいただきまして、ありがとうございます。個人としての賞をあまり受賞した経験がないので本当に嬉しく思います。これからも素晴らしいゴールを決めて、月間ベストゴールに選んでいただけるよう頑張ります」と、賞を励みに、更なる活躍を誓った。

以下、2014シーズン月間ベストゴール

▽3月
第2節 FW佐藤寿人(サンフレッチェ広島)
3月8日 対川崎F 得点時間:57分

▽4月
第6節 FW李忠成(浦和レッズ)
4月6日 対仙台 得点時間:66分

▽5月
第13節 FW小林悠(川崎フロンターレ)
5月10日 対鹿島 得点時間:3分

▽7月
第15節 MF倉田秋(ガンバ大阪)
7月19日 対甲府 得点時間:26分

※6月は中断のためJ1は開催されなかった

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