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[CL]ラムジー退場のアーセナルは敵地でベシクタシュとスコアレスドロー

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[8.19 欧州CLプレーオフ第1戦 ベシクタシュ0-0アーセナル]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のプレーオフ第1戦が19日、各地で行われ、FW宮市亮の所属するアーセナル(イングランド)は、アウェーでベシクタシュ(トルコ)と対戦し、0-0のまま90分を終えた。宮市はベンチ外だった。

 キックオフから、ベシクタシュはゴールを狙って行く。今季、チェルシーから加入したFWデンバ・バが軽く蹴り出されたボールをセンターサークル内からシュート。このシュートがクロスバーを叩き、アーセナルをヒヤリとさせた。前半9分にもデンバ・バは、右サイドからのクロスに左足のジャンピングボレーで合わせたが、シュートはGKボイチェフ・シュチェスニに阻まれた。

 前半13分にはアーセナルも、MFアレクシス・サンチェスの折り返しを受けたMFサンティ・カソルラがゴールを狙うが、シュートは枠の左に逸れて行く。その後にもMFジャック・ウィルシャーがループシュートでゴールを狙う場面もあったが、GKトルガ・ゼンギンに抑えられた。

 前半終了間際には、再びベシクタシュが、ビッグチャンスを迎える。自陣からロングボールを送ると、最前線で受けたデンバ・バがDFをかわしてシュート。GKシュチェスニの逆を突いたが、わずかに左へ外してしまう。結局、前半はスコアレスで終了した。

 後半の立ち上がりも、ホームの大歓声を受けるベシクタシュが攻勢に出る。しかし、得点を挙げられないまま時間は推移していく。後半35分にはアーセナルが直接FKを得るが、サンティ・カソルラのシュートはGKの正面を突く。その直後には、3日前のプレミアリーグ開幕戦で決勝点を挙げたMFアーロン・ラムジーが、この試合2枚目の警告を受けて退場となり、アーセナルは10人での戦いを強いられることとなった。

 一人少なくなったアーセナルを崩したいベシクタシュだが、国内リーグ開幕前ということもあり、運動量が落ちて好機をつくれない。逆にアーセナルは後半44分に途中出場のMFアレックス・オックスレイド・チェンバレンが右サイドを突破して強烈なシュートを放ったが、GKゼンギンがわずかにコースを変えたボールは、ポストを叩いた。

 アディショナルタイムには、判定に抗議したベシクタシュのスラベン・ビリッチ監督が退席になった一戦は、このままスコアレスで終了。ロンドンで行われる第2戦で、アーセナルが17大会連続の本大会出場を決めることになるのか。それとも、ベシクタシュが09-10シーズン以来6度目のグループステージ進出を決めることになるか。注目の一戦は27日に行われる。

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