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ハメスがレアル初ゴールも…アトレティコとのスーパー杯第1戦はドロー

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[8.19 スペインスーパー杯第1戦 R・マドリー1-1A・マドリー]

 スペインスーパー杯は19日、第1戦を行い、昨季コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)を制したレアル・マドリーがホームで昨季のリーガ・エスパニョーラで18年ぶり10回目の優勝を飾ったアトレティコ・マドリーと対戦した。昨季の欧州チャンピオンズリーグ決勝の再戦となったマドリードダービーの第1ラウンドは1-1のドロー。第2戦は22日にアトレティコのホームで行われる。

 12日のUEFAスーパー杯・セビージャ戦(2-0)は出場停止だったMFシャビ・アロンソが先発したレアルは4-3-3のシステムでスタート。今季から加入したMFハメス・ロドリゲスはベンチスタートで、中盤の3枚はシャビ・アロンソをアンカーにMFルカ・モドリッチとMFトニ・クロースがインサイドハーフに入った。

 前半11分にはFWクリスティアーノ・ロナウドの縦パスをFWカリム・ベンゼマがワンタッチで落とし、MFガレス・ベイルが左足でミドルシュート。3トップの関係でフィニッシュまで持ち込んだが、シュートは枠を捉えられなかった。

 アトレティコは前半14分、ヘタフェから加入したGKミゲル・アンヘル・モヤのパントキックがゴール前に流れ、バイエルンから加入のFWマリオ・マンジュキッチがシュート。チェルシーに移籍したFWジエゴ・コスタに代わる新エースがさっそく見せ場をつくった。

 0-0で前半を折り返すと、レアルは後半開始から選手交代。右太腿裏に違和感を訴えたC・ロナウドを下げ、ハメス・ロドリゲスを投入し、そのまま3トップの左に入った。アトレティコは後半12分、ソシエダから獲得したフランス代表FWアントワーヌ・グリエスマンを投入。互いに期待の新戦力がピッチに登場した。

 試合はレアルがボールポゼッションを高めて押し込む時間が続くが、なかなかゴールをこじ開けられない。後半24分、ベイルの強烈なFKがGKに弾かれたこぼれ球にクロースが詰めたが、シュートは大きく上に浮いてしまった。後半33分にはモドリッチを下げ、去就が騒がれるMFアンヘル・ディ・マリアを投入。すると、その3分後だった。

 後半36分、波状攻撃からセカンドボールを拾ったクロースが右サイドにスルーパス。オーバーラップしてきたDFダニエル・カルバハルの折り返しからベンゼマがつぶれたこぼれ球をハメスが右足で押し込んだ。10番を背負うコロンビア代表MFが利き足とは逆の右足で移籍後公式戦初ゴール。レアルが先制したが、アトレティコも後半43分、MFコケの左CKからFWラウール・ガルシアが同点ゴールを奪い、土壇場で1-1の同点に追いついた。


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