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[Fリーグ]すみだvs名古屋 試合後のすみだ 須賀監督コメント

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 Fリーグは20日、第10節1日目を行い、フウガドールすみだ名古屋オーシャンズが対戦した。試合は3-2で名古屋が勝利した。試合後、すみだの須賀雄大監督は、「試合に関しては、ほぼ自分たちのゲームプラン通り」だったことを明かし、「最後の最後で名古屋が上回った」と、本拠地3連敗となった試合を振り返った。

以下、試合後のすみだ 須賀監督コメント

須賀雄大監督
―今日の試合の感想を?
「お疲れ様でした。平日にもかかわらず、たくさんのお客さんがホームスタジアムの墨田に来てくださって、最後の最後まで声援を送ってくださったことに関して、あらためて感謝をしたいと思っています。試合に関しては、ほぼ自分たちのゲームプラン通りに進んで、ここから最後が勝負所というところまで来ることができたのですが、最後の最後で名古屋が上回った、というような試合になったと思います。選手たちが、本当に空っぽになるまで出しきってくれたと思っているので、本当に監督が、勝たせてあげないといけない試合なのかなと思っています。あらためて、次に対戦するところまでに、そこで違いを出せるように精進していきたいなと思っています」

―平日にも関わらず1,462人が集まりました。観客を集めるための仕掛けは何かあった?
「試合開始時間にかんしては、いろいろと名古屋さんとも調整させていただいて。なかなか遅い時間だと思いますけど、ご了承していただいてのキックオフ時間になりました。それ以外にかんしては、私たちは特段、何か特別な仕掛けということはせずに、あらためて普段からいろいろな訪問活動であったり、地域貢献活動をしているので。とりわけ、この試合に特別な何かをしたわけではないのですが、日々、選手を含めて、集客をする。そして、お客さんに喜んでもらって帰ってもらうということを、常に意識はしています」

―平日開催で、選手たちは仕事をしてから試合に臨んだ?
「みんな仕事をしてから、早上がりさせてもらっている選手もいれば、定時に上がって来ているような選手もいる状況ですね。特別に、その関係でベンチから外れた選手というのは、いませんでした。みんな職場に理解してもらっているので」

―普段とファーストセットとセカンドセットの役割が逆に感じたが、試合の流れでの判断だった?
「そうですね。ちょっと太見の体の状況がまだ万全ではないということで、時間の制限をドクターと話て決めている中での起用になっているのですが、そういった関係もあります。また、相手のセットがどういうふうに来るかとイメージしたときに、前回と前々回が、セカンドセットの方にある程度、体がある、体重がある選手を持って来ている印象があったので。そのあたりの噛み合わせを考えて、組んだところもあります。ただ、今、あまりファースト、セカンドっていう概念も昨年ほどなくなってきている中で、非常に若くて勢いのあるセカンドセットが、良いプレーをトレーニングから見せてくれているので。当然、そこの部分は素晴らしい練習の動きを見て、決めました」

―次節に向けて?
「今回、敗戦になってしまったので、連敗をしないようにするっていうのは、一つチームの目標なので。次の試合があらためて大事になってくると思います。そして、選手たちに関しては先ほど言ったように、本当に空っぽになるまで、走って、動いて、体を張って、声を出して、やってくれたと思っているので、こういう試合をしていけば、間違いなく成長していけるリーグだなと思っています。もちろん、これからいろんなものを上げていかないといけませんが、そこを常に忘れないこと。空っぽになるまで、全力を出し切る。どんな試合でも。それは常に続けて行きたいと思っています。変化も大事なんですけど、今できていること、(Fリーグに)入ったばかりだからとか、相手が名古屋だからとか、ではなく、どんな相手にでも、そんな試合をしていきたいなと思っていますので、次のホームの神戸戦も、同じように頑張っていきたいなと思います」

(取材・文 河合拓)

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