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リーガ王者アトレティコが29年ぶりスペインスーパー杯制覇!!レアルは今季2冠ならず

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[8.22 スペインスーパー杯第2戦 A・マドリー1-0R・マドリー]

 スペインスーパー杯は22日、第2戦を行い、昨季のリーガ・エスパニョーラで18年ぶり10回目の優勝を飾ったアトレティコ・マドリーがホームで昨季コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)王者のレアル・マドリーと対戦し、1-0で勝った。2試合合計2-1とし、1985年以来、29年ぶり2回目のスペインスーパー杯獲得となった。

 試合はいきなり動いた。アトレティコは前半2分、GKのロングキックからFWアントワーヌ・グリエスマンが頭で落としたボールをFWマリオ・マンジュキッチが右足で流し込み、先制点。バイエルンから加入した新戦力の移籍後公式戦初ゴールで先制し、2試合合計スコアでも2-1と勝ち越した。

 前半26分、判定に抗議したディエゴ・シメオネ監督が退席処分を受けたアトレティコ。指揮官不在となった相手に対し、レアルも反撃に出るが、前半36分、DFダニエル・カルバハルの右クロスに合わせたMFハメス・ロドリゲスのヘディングシュートはゴール右へ。同38分にはハメスのラストパスからMFガレス・ベイルが左足でシュートを打ったが、枠を捉え切れなかった。

 前半終了間際のハメスの左足ミドルも枠外。1点を追うレアルは後半開始からMFトニ・クロースに代えてFWクリスティアーノ・ロナウドを投入した。第1戦のハーフタイムに負傷交代していたエースがピッチに入ったが、後半17分、C・ロナウドの右足ミドルもGKがキャッチ。同20分にはハメスに代えてMFイスコ、同25分にはDFファビオ・コエントロンに代えてDFマルセロを投入し、交代枠を使い切った。

 しかし、粘り強いディフェンスを見せるアトレティコの牙城を最後まで崩せない。後半アディショナルタイムにはMFルカ・モドリッチが2枚目の警告で退場し、万事休す。アトレティコが1-0で逃げ切り、2試合合計2-1で今季初のタイトルを獲得した。レアルはUEFAスーパー杯に続く今季2冠目はならなかった。


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