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補強焦るバルサ、ディ・マリア食指も失敗…一方でマンU移籍話は加速か

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 去就に注目が集まっているレアル・マドリーのアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアだが、バルセロナが食指を伸ばしたと現地メディアが報じた。『スポルト』によると、ディ・マリアの獲得に向け、バルセロナは6000万ユーロ(約83億円)を用意しているのだという。

 バルセロナにとっては、FIFAからの処分により、今冬、来夏の移籍市場参加が現実的に不可能となっていることから、今夏の移籍市場の残り期間で何とか補強を試みたいところ。 ただこの“禁断の移籍”の実現は低いとみられている。『スポルト』もフロレンティーノ・ペレス会長がこの申し出をあっさり断ったようだとしている。

 しかしディ・マリアの移籍の可能性はあるようだ。当初、最有力とみられていたパリ・サンジェルマン(PSG)は、ファイナンシャルフェアプレー(FFP)に関するUEFAからの処分もあることから、実現は難しくなっている。21日の会見で、PSGのローラン・ブラン監督も獲得は難しいとの見解を示している。

 ここに来て急浮上しているのが、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍だ。ルイス・ファン・ハール新監督を迎えて巻き返しを図る今季、ユナイテッドは補強額上限なしのチーム強化を図ることも公言しており、現に移籍金7000万ユーロ(約96億円)を準備していると報じられている。ディ・マリアは22日のスペインスーパー杯第2戦ではベンチ入りメンバーからも外れており、移籍話が一気に進む可能性もある。

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