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サポーターもブーイング…今季8戦勝ちなし、名古屋またも豊スタで勝てず

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[8.23 J1第21節 名古屋1-1柏 豊田ス]

 名古屋グランパス柏レイソルは1-1の引き分けに終わった。名古屋は連勝を逃し、柏も4戦敗けなしとしたものの、またも連勝を逃す結果となった。

 最初に決定機を作ったのは柏だった。前半16分、左サイドからDF橋本和がクロスを入れると、ニアにFWレアンドロが飛び込む。ダイビングヘッドを放つが、シュートは右ポストを直撃。跳ね返りに詰めたMF高山薫のシュートも枠を捕えることはなかった。

 名古屋も直後にチャンスを作る。FW永井謙佑がGKと1対1を作ると、かわしてシュート。カバーに入ったMFエドゥアルドにかき出されるが、跳ね返りを永井が折り返してケネディがシュート。しかしこれも枠外に外れてしまい、先制点とはならなかった。

 だが前節のG大阪戦で8戦ぶり勝利を挙げて降格圏を脱出した名古屋には勢いがあった。前半25分、古巣戦に燃えるMFレアンドロ・ドミンゲスのFKに反応したのはDF田中マルクス闘莉王。ヘディングシュートはクロスバーを叩いたが、跳ね返りを再び頭で押し込み、名古屋が先手を奪った。

 このまま終盤まで耐えた名古屋。しかし徐々に柏が圧力を強める。すると後半39分、エドゥアルドのスルーパスに反応した高山のシュートは楢崎に防がれたが、跳ね返りを受けた橋本がクロスを入れ直すと、右サイドでフリーでいたMF太田徹郎に渡る。太田が豪快に右足を振り抜き、柏がドローに持ち込んだ。

 豊田スタジアムで勝てない名古屋にとってはまたも勝ち点3がスルリとすり抜ける結果となった。豊田スタジアムではこれで今季は2分6敗(瑞穂陸では1勝1分1敗)。新潟から獲得した川又堅碁が右MFで加入後初先発。最後はFWポジションに上がって90分フル出場を果たし、最後まで走り続けたが、ゴールという結果を残すことは出来なかった。頑張りは認めるが、結果を出せなかったイレブンには試合後、ブーイングが浴びせられていた。


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