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「偉大な選手だ」首脳陣も大絶賛!本田が1G1Aで大会MVP!!

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 日本代表MF本田圭佑の所属するミランは24日、プレシーズン恒例のトライアングルマッチのTIMカップに臨んだ。45分ハーフ3本を3チームで戦う変則マッチ。ミランは第1戦となったユベントス戦を本田のゴールで1-0で先勝。第3戦で対戦したサッスオーロも2-0で下したミランは、2連勝で大会を制覇した。なお、サッスオーロ戦でもFWステファン・エル・シャーラウィのゴールをアシストしている本田は、大会MVPを獲得している。

 この日、背番号10は間違いなくミランの中心だった。ファーストハーフの相手は王者ユベントス。相手もプレシーズン最後の調整試合とあって、主力級がスタメンに並んでいた。だが迎えた30分、左サイドからDFマッティア・デ・シリオがグラウンダーで折り返すと、待ち構えた本田が左足で難なく合わせて先制。この1点を守り切り、1-0で勝利した。

 勢いはこれだけにとどまらない。サードハーフで対戦したのはサッスオーロ。格下相手にも容赦ないミランは、8分にMFジェレミー・メネスがPKを沈め先制。そして迎えた19分、ミランはカウンターを発動させると、本田が絶妙なスルーパスを通す。これが走り込んだエル・シャーラウィにピタリ。ミランに優勝を決定づけるダメ押し点が生まれた。

 大会後発表されたMVPには文句なしで本田が選ばれた。本田はこれで練習試合、プレシーズンマッチを含め3戦連発。来週末に迫ったセリエA開幕へ向け、これ以上ないアピールとなっている。

 公式サイトによると、ミラン首脳陣も本田に対し賛辞を惜しまない。「チームとして結果が出たことはうれしい。これで変わるはずだ。シーズンにもこのスピリットで臨んでくれることを願っている」と総括したフィリッポ・インザーギ監督も本田については「偉大な選手」と絶賛。アドリアーノ・ガッリアーニCEOは「今夜の最高の選手に値した」と手放しで称えている。

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