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バイエルン、17歳の若手ガウディーノを絶賛

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クラブ史上4番目の若さでリーグ戦デビュー

 バイエルンMFジャンルカ・ガウディーノは、22日に行われたボルフスブルクとのブンデスリーガ開幕戦で先発出場を果たした。ジョゼップ・グアルディオラ監督は、17歳の若手を絶賛している。

 ワールドカップに出場した数多くの各国代表選手が所属するバイエルン。グアルディオラ監督は、プレシーズンでU-19チームの若手を積極的に起用してきた。その中で、指揮官は特にガウディーノを高く評価したようで、DFLスーパーカップに続き、リーグ開幕戦でも先発出場させている。

 ガウディーノはMFダビド・アラバとともに中盤でスタートし、試合終了間際までプレー。ブンデスリーガ公式ウェブサイトが発表するデータによると、59本中57本のパスを成功(96.6%)させ、12.9km走行距離を記録している。どちらもこの試合でプレーした選手中トップの数字だ。

 正確なパスに加え、30分にはFWロベルト・レバンドフスキへ絶妙なフィードを送るなど、攻撃面でも見せ場をつくったガウディーノ。グアルディオラ監督は以下のように話している。ドイツ『ビルト』など複数メディアが伝えた。

「17歳の若さでアリアンツ・アレーナでプレーするのは簡単なことではない。それも相手がボルフスブルクで、(マッチアップの相手は)ルイス・グスタボとなると、なおさらだよ。彼はすごく落ち着いている様子だった」

 ボルフスブルク戦で1点目を決めたFWトーマス・ミュラーは、ガウディーノについてこう語っている。

「彼がクオリティーを備えていなかったら、出場などはしていないよ。彼のパフォーマンスには驚いていない。もちろん脱帽しなければいけないと思うけどね」

 アラバ、MFピエール・エミール・ホイビュルク、現レアル・マドリーのトニ・クロースに続くバイエルン史上4番目の若さでリーグ戦デビューを飾ったガウディーノ。父は現役時代をシュツットガルトやフランクフルトなどで過ごし、ドイツ代表も経験したマウリツィオ氏だが、ドイツ国内ではすでに父の才能を超えるかもしれないと期待が高まりつつある。


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