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白星デビューのL・エンリケ監督「素敵な夜になった」

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[8.24 リーガ・エスパニョーラ第1節 バルセロナ3-0エルチェ]

 バルセロナは24日、エルチェとの開幕戦で退場者を出しながらも3-0の完封勝利を収めて好スタートを切った。今季からチームを率いるルイス・エンリケ監督が「誰にとっても素敵な夜になったと思う」と振り返っていることをクラブ公式ウェブサイトが伝えた。

 序盤はエルチェの人数を割いた守備に苦しんだこともあり、「エルチェは非常に組織立ったプレーしていた」と話したが、「それでも我々は少しずつチャンスを作り出すことができた」と語ったように、前半42分にFWリオネル・メッシのゴールで先制した。

 直後のプレーでDFハビエル・マスチェラーノが一発退場となり、数的不利で残り時間を戦うこととなったものの、「退場者が出たことで試合は複雑になったけど、我々はリスクを減らす戦い方が分かっていたし、攻撃における個人の力がチームを助けてくれた」と話した。

 その言葉どおり、後半3分にこの試合がリーガデビュー戦となったFWムニル・エル・ハダディが鮮やかなゴールを決めると、とどめはメッシ。同18分に個人技から自身2点目となるダメ押しゴールを叩き込んだ。

 2得点を記録してチームを勝利に導いたメッシは守備にも奔走。自陣深くまで戻るだけでなく、激しく相手に体を寄せてボールを奪うなど精力的に動き、その姿にはサポーターから歓声が上がるほどだった。L・エンリケ監督も「メッシは最高の状態。彼はプレー面のほぼ全てにおいて世界一のプレーヤーだ。本人が望む限り、世界一でいられるはずだよ」と背番号10に最大級の賛辞を送った。


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