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[Fリーグ]守備力向上の府中が新監督を迎えた浜松を下して3連勝

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[8.23 Fリーグ2014/15 第10節 府中 5-1 浜松 大田]

 Fリーグは23日、第10節を各地で行い、大田区総合体育館では府中アスレティックFCアグレミーナ浜松が対戦した。

 保田健二朗前監督が病気療養のために退任していた浜松は、セザル監督の下での初戦となった。しかし、府中が試合の主導権を握り、浜松ゴールを脅かす。前半10分にFP
ソロカーバのゴールで先制すると、後半開始31秒にもソロカーバが2点目を決めてリードを広げた。

 その後も府中はFP山田ラファエル・ユウゴ、FP柴田祐輔が得点を挙げて、4点差を付ける。後半14分には浜松のFP田中充彦に1点を返されたが、試合終了間際にもFP上福元俊哉がダメ押し弾を決めて、今季初勝利からを挙げた第8節からの連勝を3に伸ばして8位に浮上。一方の浜松は4連敗となった。

 試合後、府中のFP皆本晃は、自身の公式サイト『AKIRA MINAMOTO』で「前節の時点でスペイン人監督の香りが漂う試合をしていたので、大きく変えて来ることはないだろうなと読んでいました」と、浜松を分析していたことを明かし、「またスペイン人監督ということで僕の経験上ある程度理想を追いかける戦いをしてくるだろうと予想出来たので、チームとしてはいつも通りしっかり守備から入ることに重点を置いて試合に挑みました」と、かつてスペインでプレーした経験によるメリットを強調した。また、3連勝中でリーグは2週間の中断に入るが、「まずはコンディションを整えること。それと今取り組んでいる『攻撃的守備』の精度を上げること」と、より完成度の高いチーム状態に仕上げる期間にしたいとコメントしている。

 次節となる第11節、府中は9月5日に府中市総合体育館でエスポラーダ北海道と対戦。浜松は9月6日に浜松アリーナで名古屋オーシャンズとの東海ダービーを迎える。

[写真]3点目を挙げたFP山田ラファエル・ユウゴ(10)がFP小山剛史と喜ぶ

府中アスレティック 5-1(前半1-0) アグレミーナ浜松
<得点者>
[府]ソロカーバ2(10分、21分)、山田ラファエル・ユウゴ(28分)、柴田祐輔(28分)、上福元俊哉(40分)
[浜]田中充彦(34分)

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