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G・ネビル氏:「バロテッリはこれがラストチャンス」

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「悪童」が再びイングランドへ

 元マンチェスター・ユナイテッドのギャリー・ネビル氏は、ミランからリバプールへの移籍が決定したFWマリオ・バロテッリについて、今回の移籍が「最後のチャンス」だと指摘している。

 これまで所属してきたどのクラブでも様々な騒動を巻き起こし、メディアの注目の的にもなることで、落ち着いた状態でプレーできなかったバロテッリ。同選手の獲得がリスクになり得ることは、ブレンダン・ロジャース監督をはじめとして誰もが認めている。

 それでもバロテッリは、リヴァプールに必要な選手だったとG・ネビル氏はイギリス『スカイ・スポーツ』で語った。

「彼が先発で出場したときの得点率はかなりのものだ。リバプールは点取り屋を手に入れた。ダニエル・スターリッジのほかにも前線に誰かが必要だったんだ。あらゆるレベルで戦っていくために、もう一人の存在が不可欠だった」

「(マンチェスター・)シティは彼がプレーしていたときにチャンピオンになった。ミランもビッグクラブだし、イタリア代表でもチェーザレ・プランデッリから大きな要求をされながらプレーしてきた。ここ数年彼はプレッシャーの中で戦ってきたということだ。いわゆるビッグクラブではこれが彼のラストチャンスであり、結果を出さなければならない」

 バロテッリのポテンシャルが並外れていることは、イングランドのファンや関係者も十分に理解している。リバプールではそれを発揮できるだろうか。

「EURO2012で少し考えが変わったことを覚えているよ。シティでの彼のことはそれほど高く評価していなかったんだが、イングランド戦でアシュリー・コールやジョン・テリーと戦ったときの彼は本当に素晴らしかった」

「そういうレベルのパフォーマンスをコンスタントに発揮することができるのなら、彼は本物の選手だ。だが、前回シティにいたときのような余計な部分をなくすことが必要だ」

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