「信頼を保ち続けることを願っている」

　マンチェスター・ユナイテッドは26日、キャピタル・ワン・カップ2回戦でMKドンズと対戦し、敵地で0-4と大敗した。ルイス・ファン・ハール監督は試合後、サポーターに忍耐を求めている。

　プレシーズンでは好調だったユナイテッドだが、プレミアリーグ開幕から2試合で1分1敗。さらにこの日は、控えメンバー主体で臨んだとはいえ、3部のMKドンズに4失点と屈辱の黒星を喫した。公式戦3試合で白星がなく、格下に大敗と、ファン・ハール新体制にとっては厳しい船出だ。

　だが、ファン・ハール監督は試合後、イギリス『スカイ・スポーツ』で次のように話している。

「彼ら(ファン)は我々の哲学を信じなければならない。我々はチームをつくっているところだ。そしてそれは1か月や1年できることではない。もちろん、非常に落胆しているが、彼らがクラブや我々の哲学への信頼を保ち続けることを願っている。その哲学には時間がかかるからだ」

　日曜のサンダーランド戦から先発メンバーを10人変えて臨んだユナイテッド。ファン・ハール監督は変更にリスクがあることを認めつつも、自らの選択を擁護している。

「問題を分析しなければいけない。私は変更が良かったと思っている。だが、変えるのはリスクでもあるね。我々に9人の負傷者がいること、非常に若いチームであることを忘れてはいけない」

「私は、彼らがベストを尽くそうとしたと思っている。我々はアンラッキーでもあった。彼らが我々のミスからゴールを決め、ビハインドを背負ったからね」

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