beacon

[CL]CBがGK務め、PK2本ストップ!!ルドゴレツが劇的勝利でブルガリア王者初のGS進出

このエントリーをはてなブックマークに追加

 UEFAチャンピオンズリーグのプレーオフ第2戦が27日に行われ、ルドゴレツ(ブルガリア)はステアウア・ブカレスト(ルーマニア)と対戦し、2戦合計1-1で迎えたPK戦で6-5で勝利。ブルガリア王者として史上初のCLグループステージ進出を果たしてみせた。

 勝利の立役者は、ルドゴレツのCBコスミン・モツィだった。CL本戦出場をかけた大舞台。古巣相手の一戦で“急造GK”としてプレーしたルーマニア人DFは、PK戦でシュート2本をストップする活躍をみせたのだ。

 敵地で行われた第1戦では0-1で敗れていたルドゴレツ。この日もなかなかゴールが奪えない。しかし、終了間際の後半45分、CKのクリアボールをPA手前で拾ったMFバンデルソンがダイレクトボレーを叩き込む。鮮やかな一撃で、2戦合計1-1と並んだ。

 そのまま延長戦でも決着は着かず、試合はPK戦へ突入。ルドゴレツのGKストヤノフが延長後半14分に2枚目の警告を受けて退場しており、さらには3人の交代枠も使い切っていたため、CBのコスミン・モツィが大一番のPK戦で“急造GK”を務めることになった。

 強心臓ぶりをみせるモツィは1人目のキッカーを務めると、ゴール隅へ冷静に決める。その後、チームメイト1人が外すもモツィがパウル・ビルブレスクのシュートをストップ。PKはサドンデスまで、もつれ込んだ。

 そして運命の7人目。味方が決め、最後はモツィがDFコルネル・ラパのシュートを右手で弾いて止めてみせた。この瞬間にブルガリア王者の勝利が決定。劇的な形でPK戦へ持ち込み、“急造GK”が活躍したルドゴレツがブルガリア王者として史上初のCL本戦へ駒を進めることになった。


▼関連リンク
欧州CL14-15特集

TOP