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補強の可能性を否定しないクロップ

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ドルトムント、中盤選手の負傷者続出に反応?

 29日に行われるブンデスリーガ第2節、ドルトムントはアウェーでアウクスブルクと対戦する。ユルゲン・クロップ監督はこの一戦に向けた会見でチームの負傷者状況に触れた際、補強の可能性を否定しなかった。

 第1節レバークーゼン戦で0-2と敗れ、いきなりつまずいたドルトムント。クロップ監督はこの敗戦を次のように振り返っている。

「2010-11シーズンの初戦でレバークーゼンに0-2で敗れ、その後優勝したからと言って、今回もそうしよう、とみんなに話したわけではない。当然勝利を目指していたし、もっと良いプレーを見せたかった」

「プレシーズンでのプレーでは良い感触を得ていたが、レバークーゼン戦ではそのようなプレーができなかった。もちろん、チームとはそのことについて話している。金曜日の試合ではリアクションを見せることを、我々みんなが求めている」

 MFヤクブ・ブワシュチコフスキやイルカイ・ギュンドアンは順調にリハビリ中とのことだが、当面実戦には復帰できない。ヌリ・サヒン、オリバー・キルヒ、FWチ・ドンウォンも戦列から離れている。DFマルセル・シュメルツァー&マッツ・フンメルスは9月頭からチーム練習に合流する予定で、アウクスブルク戦には間に合わないとされる。

 チームの状態について同指揮官は以下のとおり話している。

「今は特別な状況だ。まだ練習を重ねる必要のある選手を公式戦で起用しなければいけない。負傷している選手がいれば、新加入でまだ何かが少し足りないプレーヤーもいる。しかし、我々は公式戦を戦わなければいけない。アウクスブルク戦前の状況は、レバークーゼン戦前とは変わらないが、もっと良い結果を出せることを望んでいるよ」

 中盤で多くの選手を欠いているドルトムントだが、ドイツでは9月1日正午まで移籍市場が開いている。補強に乗り出す可能性についてクロップ監督はこう語った。

「補強をしないと断言することはないが、するとも断言しないよ。今後8~9週間の間、ブンデスリーガ、チャンピオンズリーグ、DFBポカールそれぞれで多くのことが決まってしまう。全員が復帰するのを8~9週間待つわけにはいかない。(補強も)検討しなければいけないが、現時点、何かが実現しようとしているわけではないよ」


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