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ロジャース:「ここでは“バロテッリ・ショー”はない」

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新加入FWの成熟を主張

 リバプールのブレンダン・ロジャース監督は、ミランから加入したFWマリオ・バロテッリの能力を高く評価するとともに、同選手が問題を起こしてメディアに話題を振りまくようなことは起こらないと主張している。

 高い能力を持ちながらも、ピッチ内外で巻き起こす騒動ばかりがクローズアップされてきたバロテッリ。リバプールでも同じことが繰り返されるのではないかとの懸念は強い。

 だがロジャース監督は、24歳となったバロテッリには以前より成長が感じられると主張する。31日のプレミアリーグ第3節トッテナム戦でのデビューが見込まれるストライカーについて語ったコメントを、イギリス複数メディアが伝えた。

「マリオはこの国をいかに愛しているかを見せたがっている。2年前に(イングランドを)去ったときは若かったが、今の彼はイングランドの良さが本当に分かっている。彼がここに来てから長い時間話をしたが、間違いなく成熟した男だ」

「今の彼は、自分がどういうタイプの選手であるかを示すときが来たと感じていると思う。彼のクオリティーの高さは誰もが知っているし、我々は今週のトレーニングの中でもそれを見てきた。彼のパワーやタッチは本物だよ」

 ミランの前に在籍したマンチェスター・シティでもメディアの喧騒の格好の的となっていたが、今回は違うと指揮官は信じている。

「彼はゴールを決めることを望んでいるし、今回はコンスタントにそれを実現したいと望んでいると思う。だからこそ我々は本当に必死に彼のプレーに取り組んでいるんだ。今回は、メディアで毎週“バロテッリ・ショー”が繰り広げられることにはならないよ」

「彼はここにいるすべての選手たちと同じように扱われる。それは間違いない。シティで起こったことがここで繰り返されることはない。リバプールではスタイルが違うし、条件も違う。ここではある種のやり方で行動しなければならない」


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