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クリロナ不在のレアル、電光石火の2得点も…ソシエダにまさかの大逆転負け

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[8.31 リーガ・エスパニョーラ第2節 ソシエダ4-2R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは31日、第2節を行い、レアル・マドリーソシエダのホームに乗り込んだ。前半11分までにR・マドリーが2点のリードを奪うが、ソシエダが前半の内に2点を返す点の取り合いになる。すると後半20分にMFダビド・スルトゥサ、さらに同30分にFWカルロス・ベラがゴールを奪ってソシエダが4-2とし、欧州王者から大逆転勝利を収めた。

 EURO2016予選に挑むポルトガル代表にも招集されなかったFWクリスティアーノ・ロナウドがベンチから外れたR・マドリーだったが、いきなり先手を奪う。前半5分、MFトニ・クロースのCKをDFセルヒオ・ラモスがヘディングで叩き込んで先制に成功した。さらに同10分には先制点を奪ったS・ラモスが直接FKを狙ったものの、ボールはクロスバーを直撃して追加点とはいかなかった。

 しかし、R・マドリーが前半11分に早々と2点目を奪う。右サイドのMFルカ・モドリッチのパスをPA内で受けたFWガレス・ベイルが鮮やかなタッチで相手DFを一瞬でかわすと、左足で冷静に流し込んであっという間にスコアを2-0とした。さらに前半25分にDFマルセロ、同31分にはクロースが決定機を迎えるが、ともにGKエニャウ・スビカライのビッグセーブに阻まれてしまう。

 R・マドリーが優位に試合を進めるものの、ここからソシエダが猛反撃に出る。前半35分、MFゴンサロ・カストロのCKをニアサイドでMFシャビ・ブリエトがそらすと、ファーサイドに走り込んでいたDFイニゴ・マルティネスが押し込んで1点差に詰め寄る。さらに同41分には、左サイドのDFアルベルト・デ・ラ・ベジャからのクロスをスルトゥサがヘッドで突き刺して、前半の内に同点に追い付いた。

 後半に入ると猛攻を仕掛けるソシエダが次々と好機を生み出し、後半20分についに試合をひっくり返す。右サイドのMFセルヒオ・カナレスからボールを受けたブリエトがグラウンダーのクロスを送ると、スルトゥサが左足で合わせて逆転ゴールを叩き込んだ。

 さらに後半30分にはベラが4点目を奪い、2点を先行されたソシエダが4-2の大逆転勝利を収めた。一方の欧州王者R・マドリーは開幕2節目にして早くも初黒星を喫した。


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