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熊本が債務超過解消の見込みを発表

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 ロアッソ熊本は1日、債務超過が解消される見込みであることを発表した。

 熊本は、クラブの公式HPで「皆様へご報告と御礼」と記事を掲載し、8月末の時点で増資目標の7000万円を達成できる見通しが付いたことを発表。また、8月26日時点で募金も2578万1103円が集まり、債務超過を解消できる見込みがついたことを発表した。

 クラブは「株主様、スポンサー様をはじめ、県内外の多くの方々、企業、団体様また自治体の皆様からご支援、ご協力をいただき、衷心より御礼申し上げます」と、感謝の意を記し、「株式会社アスリートクラブ熊本は、今回の皆様のご支援、ご協力に対し、その責任と使命感をあらためて重く受け留め、『県民に元気を』『子ども達に夢を』『熊本に活力を』のクラブ理念を更に追求し続け、『日本一地域に根ざしたクラブ』となるべく精進致します」と、決意を表明した。

 さらに「今回の増資、募金活動によりクラブ発足10年目にして初めて健全な財務体質の基盤も整い、チームも臆することなくJ1を狙っていくことができます。重ねて御礼申し上げますとともに今後とも、ご支援、ご協力をお願い申し上げます」と、伝えている。

 今年度当初、約6100万円が債務超過だった熊本は、Jリーグが導入したクラブライセンス制度により、来季のJリーグから除外されることが危惧されていた。

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