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C・ロナウド:「自分がマドリーを経営するなら同じことはしない」

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しかし敬意も表す

 レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドが、同クラブの今夏の選手獲得・放出に否定的な見解を示している。スペイン『マルカ』が伝えた。

 今夏にMFハメス・ロドリゲス(モナコから獲得)、MFトニ・クロース)バイエルン)を獲得し、代わりにチームの中核であったMFアンヘル・ディ・マリア(マンチェスター・ユナイテッドへ移籍)、MFシャビ・アロンソ(バイエルン)を失ったマドリー。スイスの高級時計メーカー、タグ・ホイヤーのイベントに出席したC・ロナウドは、批判的な見解もあるクラブの方針について、次のようにコメントしている。

「僕には明確な意見があるが、考えていることをいつも口にできるわけじゃない。そうしなければ新聞の一面を飾るだろうし、それは望まないよ」

「ただ、僕に権利があるならば、同じことはしないだろう。だけど会長がチームのことを第一に考えて選手を獲得し、また放出を認めたのなら、それに敬意を表し、決断を支持しなければならない」

 ポルトガル代表FWは、チームがプレースタイルを変えなければならないことを認めている。

「新たな選手たちによってスタイルは変わるだろう。そのような変化は良くもなるし、悪くもなる。それが良いものであることを願うよ。選手たちのレベルは素晴らしく、普通であれば適応できるだろう」

「ディ・マリアとシャビは重要だったが、もういない。僕たちは新たに加入した選手たちから満足感を得なければね。うまくいくと確信しているよ」

 不安が残る自身のコンディションにも触れた。

「特別な練習メニューに取り組んでいる。昨日(8月31日)には再び走ることができた。あと1週間で100%となる自信がある」

 C・ロナウド不在のマドリーは、31日のリーガ第2節ソシエダ戦を2-4で落としている。

「奇妙な試合だったね。開始からの15分間は2-0で勝っていて、僕は落ち着いていた。だけど、その後に状況が変わってしまったんだ。チームの教訓にしなければならない。勝ったと慢心せず、最後まで戦うというね。チームは最後まで真剣に戦わず、そのツケを払わされた」

 マドリーが移籍市場最終日に、FWハビエル・エルナンデスを加えたことにも言及した。

「チームを助けられる選手が、もう一人だ。彼の成功、僕たちの助けとなることを願っている」


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