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世界が注目する新生ブラジルの初陣、相手は“因縁”のコロンビア

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 世界が注目する再戦だ。自国開催のW杯で4位に終わったブラジル代表は5日(日本時間6日午前)、ブラジルW杯で初の8強入りを果たしたコロンビア代表と対戦する。W杯準々決勝ではブラジルが2-1で勝利。2か月ぶりの再戦は、両チームにとって2018年のロシアW杯に向けた初陣となる。

 悲願の自国優勝を目指したブラジルW杯では準決勝でドイツに1-7という歴史的大敗を喫し、3位決定戦でもオランダに敗れたブラジル。大会後、ルイス・フェリペ・スコラーリ監督が辞任し、2010年の南アフリカW杯で指揮を執ったドゥンガ監督が4年ぶりに復帰した。

 新生セレソンの初陣には、ブラジルW杯メンバーからDFチアゴ・シウバ(パリSG)、FWフッキ(ゼニト)が負傷で外れたほか、DFダニエウ・アウベス(バルセロナ)らが落選。一方、今夏にミランから古巣のサントスへ復帰したFWロビーニョが昨年11月のチリ代表戦以来、約9か月ぶりの復帰を果たした。

 対するコロンビアは、ブラジルW杯を負傷欠場したFWラダメル・ファルカオ(マンチェスター・U)が代表復帰。W杯得点王に輝いたFWハメス・ロドリゲス(R・マドリー)も順当に選ばれ、今夏にそろってモナコからビッグクラブへの移籍を果たした両エースが久々に並び立つことになる。

 そして、何よりも注目を集めることになるのが、FWネイマール(バルセロナ)とDFファン・スニガ(ナポリ)の“因縁”の対決だ。W杯準々決勝で背後からスニガの激しいチャージを受け、腰椎骨折の重傷を負ったネイマールは準決勝以降の試合を欠場。4位終戦の大きな要因の一つになった。

 今夏、話題になったチャリティーキャンペーン『アイス・バケツ・チャレンジ』ではネイマールがスニガを指名し、そろって氷水をかぶった。過去は“水に流した”ことを印象付けたが、ピッチ上で再会したとき、2人がどんなアクションを起こすのかも注目だ。

 ドゥンガ新監督の初陣を勝利で飾りたいブラジルと、エースであるファルカオの復帰でW杯のリベンジを果たしたいコロンビア。ロシアW杯の南米予選でもしのぎを削ることになる両雄の再戦は、今後4年間の行方を占うビッグマッチとなる。

★この試合の模様はCSテレ朝チャンネル2で独占生中継!
http://www.tv-asahi.co.jp/ch/contents/sports/0110/

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