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日本代表初選出で10番を背負う森岡「光栄」

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 日本代表は3日、札幌市内で3日目の練習を行った。5日のウルグアイ戦(札幌ド)、9日のベネズエラ戦(日産ス)に向けた選手背番号も発表され、10番を背負うMF森岡亮太(神戸)は練習後、報道陣の取材に対応。背番号10に決まったことを聞かれると、「(背番号10に)なるかもとは聞いていたけど、決まったというのは今、(報道陣から)聞いた」と、戸惑い気味に口を開いた。

「10番が重要な番号というのは分かっているし、日本代表ならなおさらだと思う。でも、自分はどれだけのプレーをできるかが大事だと思っている。あまり意識せずにできたら」

 ブラジルW杯まで10番を背負ってきたMF香川真司が招集を見送られた関係で、森岡に白羽の矢が立った。所属する神戸では昨季から背番号10を任されているが、初招集で日本代表の10番を付けるのは異例だ。「光栄です」と話す森岡自身、親善試合とはいえ、日本代表のエースナンバーを背負うことが特別であることは理解している。

「自分らしくプレーしたいというのはある」。日本代表の10番を付けるからと言って、自分が何か変わるわけではない。あくまで自分のプレーをピッチ上で表現するだけだ。

 この日はアギーレジャパン初の非公開練習となり、初めて実戦的な戦術練習が行われたという。「コンセプトというか、監督のやりたいことが少し見え出しているのかなと思う」。ウルグアイ戦での代表デビューを目指し、10番・森岡はアピールを続ける。

(取材・文 西山紘平)

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