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クリアミスから2失点目の酒井宏「ミスはサッカーで返す」

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[9.5 キリンチャレンジ杯 日本0-2ウルグアイ 札幌ド]

 悔やまれるワンプレーだった。0-1で迎えた後半25分、ウルグアイDFマキシミリアーノ・ペレイラの右クロスをファーサイドでクリアしようとしたDF酒井宏樹(ハノーファー)のヘディングが小さくなり、MFニコラス・ロデイロがシュート。これはGK川島永嗣が弾いたが、こぼれ球をFWアベス・エルナンデスに押し込まれた。

「負けている状況だったし、コーナーキックにしたくなかった。(クリアが)短くなったのは自分のミス。しっかり返せていれば、カウンターの起点にもなっていたかもしれないし……」

 単純にコーナーに逃げるのではなく、前に弾き返そうとした末にクリアが小さくなった。DF坂井達弥のトラップミスから献上した先制点を含め、2失点はいずれも自分たちのミスからだった。

「2回しか練習で合わせていないわりにはうまく守れていた。やられている部分もあったけど、しっかり付いていけているところもあった。もったいない」

 DF内田篤人が不在の中、右サイドバックで存在感を示したい酒井宏。失点につながるミスを悔やみながらも、「下を向かずに、自分はサッカー選手なので、しっかりサッカーで返していければ」と、汚名返上のプレーを誓った。

(取材・文 西山紘平)

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