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AT弾で第2戦勝利に導くも…C大阪MF南野「ホーム&アウェーなので、負けは負け」

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[9.7 ナビスコ杯準々決勝第2戦 川崎F2-3(2試合合計5-4)C大阪 等々力]

 最後の最後に、執念は実った。2-2で迎えた後半アディショナルタイム、4強進出には2ゴールが必要だったセレッソ大阪は、最終ラインを3枚に削り、最前線にカカウ、杉本健勇、永井龍、南野拓実を並べて、パワープレーを仕掛けた。

 そして、後半のアディショナルタイム1分、左サイドからカカウが上げたクロスが流れてくると、南野は1バウンドしたボールを右足のボレーで捉える。これがクロスバーの下を叩いてゴールに決まり、C大阪が第2戦のスコアを3-2とひっくり返した。執念の一撃で第2戦をリードしたC大阪だったが、あと1点届かずにベスト8で敗退となった。

 第2戦を制したC大阪だったが、南野は「(結果は)ホーム&アウェーなので。負けは負けなんで、悔しいですね」と、試合を振り返る。攻撃的な姿勢を最後まで貫いたことについて納得しつつも、「でも、その中で自分たちとしては警戒していた形で2失点した」と、リスク管理できなかったことを反省する。

「前掛かりになって、ポンと(相手のボールが)前に入ったときに失点した。2失点目はセットプレーでしたけど、ああいうところも集中していたら、なんとかなったと思う。やっぱり前半も後半も相手に先手を取られているので、すごいもったいなかったという気持ちがあります」

 終了間際のゴールで、Jリーグとナビスコ杯では4試合連続の得点となった南野は「個人的にはゴールが取れていることは良いことですし、今日も最後の最後で取れたのはよかった」と前置きしつつも、悔しさが晴れることはなかった。「ですが」と続け、川崎Fに与えた先制点の直前、相手GKに防がれた自身のフィニッシュを悔やんだ。

「その中でチャンスはまだあった。失点する前も、自分のチャンスで決めていたら、違う試合展開になっていたと思う。取れていることはいいですけど、取れるチャンスは、全部取り切っていかないと、こういう悔しい思いをすることになる」

 団体スポーツであるサッカーをプレーする以上、個人の結果に一喜一憂できない。南野はただただ、チームの勝利を目指し続ける。

(取材・文 河合拓)

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