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代表モード突入、U-21日本代表MF大島「成長してチームに帰る」

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 所属する川崎フロンターレでレギュラーを獲得するMF大島僚太は、代表に来たら代表モードに入ると話した。

「フロンターレとU-21日本代表でやろうとしているサッカーは全く違うので、このチームでやらなければならないことを全員で突き詰めていきたいし、(手倉森誠)監督の求めることを理解していきたい」と語ると、「まだまだ監督の求めているサッカーには遠いと思うので、自分たちができるようにしていきたい」と残り3日の合宿で、指揮官の求めることをさらに吸収していこうとする姿勢を示した。

 前日にナビスコ杯準決勝進出を決めて、U-21日本代表に合流。川崎Fのチームメイトからは「皆から『頑張ってこい』とは言ってもらいましたが、誰一人細かいアドバイスはないって感じでした」と笑って答えたが、「チームを離れることで戻ったときに、レギュラーではない心配もあります」と不安も吐露した。しかし、「自分としてはU-21日本代表で結果を求めて、アジア大会2連覇に貢献したいし、もっと成長してチームに帰ってこれればいいと思っています」と力強く決意を表明している。

 93年1月23日生まれの大島は、U-21日本代表で一番の年上となる。8月13日に行われた福岡との練習試合ではキャプテンマークを巻いたが、「僕と(遠藤)航は年上になりますが、チームメイトは同年代の選手たちですし、皆がチームが良くなるために良い声を出していけたり、厳しい声を出していければいいと思っています」と語ったように、仲間とともにチームを高みへと導く。

(取材・文 折戸岳彦)

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