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アギーレJ初&代表初ゴールのFW武藤「最高の気分」

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[9.9 キリンチャレンジ杯 日本代表 2-2 ベネズエラ代表 日産ス]

 日本代表は9日、日産スタジアムでベネズエラ代表と親善試合を行い、2-2で引き分けた。

 やはり、この男は持っていた。この試合、後半からピッチに立ったFW武藤嘉紀(F東京)は、後半6分に中盤でFW岡崎慎司(マインツ)のフリックしたボールを受けると、一気に加速。「スピードを生かすためには、パワーを付けることも大事」と話す若きアタッカーは、DFのタックルを受けながらも左足でのシュートに持ち込み、ゴールネットを揺らした。

 現在、Jリーグでは先発出場が増えてきているが、クラブでプロ初ゴールを挙げたのも途中出場した第7節のC大阪戦だった。「途中から入るなら、絶対に流れを変えないといけないと思っている」と、代表合流前に語っていた武藤は、その言葉を見事に実証。アギーレ・ジャパンの初ゴールを決めた。

 代表2試合目を終えた武藤は「途中からの出場だったので、絶対にゴールを決めようという気で出場しました」と振り返り、ゴールした瞬間について「最高の気分でした」と、白い歯を見せた。

 ハビエル・アギーレ監督から「いつも通りのプレーをしてきてくれ」と言われ、ピッチに送り出されたことを明かした武藤は、この2試合で新たな発見があったと続ける。「通用するところだったり、足りないところだったりが明白になったので。技術的にもレベルアップをしていきたいなと思います」。

 6万人を超える大観衆の中でのプレーについて「最高でしたけど」と喜びつつ、武藤は「勝つことができなかったので、次出場する機会があったら、日本を勝利に導きたいなと思います」と言い、今後に向けても「一喜一憂することなく、これからもしっかり泥臭いプレーで頑張りたいと思います」と、自分のプレーを続けて行くことを宣言した。

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