beacon

ローマ、ベナティア&ドドー放出を語る

このエントリーをはてなブックマークに追加

サバティーニが説明

 ローマのワルテル・サバティーニSD(スポーツディレクター)が11日、DFメフディ・ベナティアバイエルンに、DFドドーをインテルに放出したことについて説明した。

 ベナティアは先日、ローマ残留を望んでいたと主張したが、ローマのジェームス・パロッタ会長はこれに対し、「彼はウソを重ね続けてきた」と厳しく非難している。

 サバティーニSDは11日、バイエルンから騒動を大きくしないようにとの要請があり、自身も同意しているとしながらも、次のようにコメントした。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「彼はローマよりもずっと大きな額のオファーを受けていたが、お金を断念してウチを選んだ。1月、彼は外部からの後押しを受け、我々に残留のためのサラリーアップを求めてきたんだ。私の回答はポジティブではなかった。ただ、契約を更改し、彼が断ったほかのクラブで稼いでいたはずの金額を渡すと伝えてあったんだ」

「私は5月、ベナティアの価格が6100万ユーロだと言った。それは、ローマにおいて素晴らしいことをやってきた唯一無二の選手の価値がそれだったからだ。そして我々は、2800万ユーロに400万ユーロのボーナスという金額で、残留への意欲をすでになくしていた選手を売ったのさ」

 また、ドドーの放出については、このように話している。

「(エリック・)ラメラやドドーなど、私のお気に入りの選手たちを放出した? つらい選択をしなければいけないときもある。苦しいよ。2人とも非常に強い選手たちなんだ。マルキーニョスもそうだね。やむを得ない選択であり、指揮官の要請ではなかった」

「ドドーを手放したのは、ここでは彼が成長できなかったからだよ。私はずっと彼を評価してきたが、常に彼を批判する環境面を考慮しなければならなかった。インテルで彼が良い評価を得られるように願っている」

▼関連リンク
セリエA2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP