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浦和が清水に4発快勝で首位堅守!!1G1A森脇「必ず優勝します!」

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[9.13 J1第23節 清水1-4浦和 エコパ]

 浦和レッズが敵地で清水エスパルスに4-1で快勝した。ナビスコ杯も準々決勝で敗れたことで、今季の残すタイトルはリーグ戦のみになった浦和。赤い悪魔は目標を明確に残り11試合を戦いぬく。

 最初に決定機を作ったのは清水だった。前半15分、左サイドからMF高木俊幸がクロスを上げると、FWノヴァコヴィッチがボレーで合わせる。しかしこれがクロスバーに阻まれると、ペースも徐々に浦和へと傾きだす。

 すると前半22分、浦和はカウンターから右サイドのMF平川忠亮に渡ると、マイナスに戻したボールをDF森脇良太が受ける。左足シュートはミートしなかったがこれが幸い。グラウンダーのシュートが混戦の合間を縫って、ゴール方向に転がる。GK櫛引政敏も一歩も動けくことは出来なかった。

 さらに前半28分には自陣から森脇がロングフィード一本、前線に走り込むMF李忠成に通すと、上手くコントロールして左足シュートに繋げる。これが豪快にゴールネットを揺らし、浦和に追加点が生まれる。浦和は結局、前半はこのシュート2本のみで2ゴールを奪う効率の良さを見せた。

 後半に入っても主導権を握ったのは浦和だった。後半4分のMF鈴木啓太のミドルシュートは惜しくもクロスバーを豪快に叩いたが、同27分、右サイドからのCKをDF槙野智章が頭で合わせて、勝利を決定づける3点目を奪った。

 清水も後半31分、左CKをニアでDF平岡康裕が頭で合わせて1点を返す。しかしこれ以上の得点は奪えず、逆に同45分、FW興梠慎三にシュートを許すと、これはDFブエノがブロックしたが、跳ね返りが平岡の足に当たってしまい、そのままゴールイン。オウンゴールで自らにダメを押してしまった。

 1ゴール1アシストで勝利に大きく貢献した森脇。ゴールに関しては2戦連続となった。「奇跡ですね」と笑顔を見せると、「必ず優勝します!」と力こぶを作って見せた。

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