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カシージャス:「ブーイングを受け止める」

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ベルナベウでまさかの批判

 13日のリーガエスパニョーラ第3節、レアル・マドリーは本拠地サンチャゴ・ベルナベウでのアトレティコ・マドリー戦を1-2で落とした。この試合では、GKイケル・カシージャスがマドリーファンからブーイングを浴びている。

 アトレティコの先制点を許した後、多数のベルナベウのファンがカシージャスに対して指笛を吹いた。その後には擁護をする喝采がブーイングをかき消したものの、マドリーの象徴に対して、これほど明確な批判が向けられたのは初のことだ。

 カシージャスは試合終了後にメディアの前に現れ、ブーイングについても言及した。スペイン『マルカ』がコメントを伝えている。

「最大の権利を持つのは観衆であり、自分にブーイングを浴びせるならば、それを受け入れなくてはならない。これからも働き続け、自分の知る最良の方法でリアクションを見せたい。つまりはサッカーに専心することだ」

 試合内容については、次のように振り返った。

「後半に打撃を受けてしまったね。チームはアトレティコのプレーをしっかりとコントロールしていたが、アルダ(・トゥラン)に素晴らしいシュートを放たれ、失点してしまった。おそらく、これは少し不当な結果で、引き分けが適切だっただろう。だけどアトレティコは、どう試合に臨むべきかを理解していた。僕たちが勝利したときと同じように、彼らを祝福しなければならない」

「1週間を通して仕事に励み、その報いを得られなければ脱力感を感じる。僕たちもファンも痛みを感じている。チームはあるべきレベルになかった」

 マドリーはこの試合で、再びセットプレーから失点している。

「セットプレーから多くの得点を許しており、ちょっとした精神病を患っているようだね。コレクティブなプレーの問題だが、僕の責任だと感じている。チームメートを統率するのは自分だからね。膨らんでいるこの問題の解決にあたらなくてはならない」


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