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長崎とドローの磐田は4戦未勝利に

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[9.14 J2第31節 長崎1-1磐田 長崎県立]

 J2は14日、第31節を各地で行い、V・ファーレン長崎ジュビロ磐田が対戦。天皇杯4回戦から中3日の両チームの試合は1-1の引き分けに終わり、勝ち点1を分け合った。

 1万2,638人を集めた長崎県立総合運動公園陸上競技場で、ホームの長崎が立ち上がりは主導権を握った。前半4分、中盤でボールを奪った長崎は、一気にロングボールを前線に送る。MF東浩史、FWスティッペが立て続けにシュートを放ったが、体を張る磐田守備陣に阻まれた。

 磐田も31分にMF小林祐希が右サイドを突破。ゴール前に速いクロスを入れたが、相手にクリアーされてFW前田遼一に合わなかった。フィニッシュに持ち込めない磐田に対し、長崎はDF石上直哉のクロスからFW佐藤洸一がヘッドを放ち、磐田ゴールに迫っていく。

 迎えた前半42分、CKを得た長崎は石神のクロスから再び佐藤がヘッド。これが決まって、長崎が先制する。守備面でも長崎は磐田をシュートゼロに抑えて、後半に入った。

 流れを変えたい磐田は、後半からFW山崎亮平を投入する。すると、後半6分に前田がFWチンガとのパス交換からシュートに持ち込むなど、試合の流れが変わり始める。その3分後には長崎が右サイドMF古部健太のクロスから決定機をつくるが、佐藤のシュートは枠を捉えられなかった。

 後半22分には磐田が同点ゴールを決める。縦パスを受けた山崎が、MF松井大輔にパス。松井がドリブルでボールをPA前まで運び、ラストパス。走り込んだ山崎がリターンパスを受けてシュートを放つと、これを山崎が右足で決めて、試合を振り出しに戻した。

 その後、両チームにチャンスがあったが、フィニッシュを枠に飛ばすことができずに試合は終了。勝ち点1を分け合っている。

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