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クロップ:「ファーガソンは香川を惜しんでいる」

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CLでの香川の活躍にも期待

 ドルトムントユルゲン・クロップ監督は、マンチェスター・ユナイテッド元監督のアレックス・ファーガソン氏がMF香川真司について述べた言葉を明かしている。ファーガソン氏は、ユナイテッドが香川の力を存分に発揮させられなかったことを残念に感じているようだ。

 ドルトムントでブンデスリーガ2連覇に貢献した香川は、2012年夏にファーガソン氏の誘いを受けてユナイテッドへ移籍。同氏のラストシーズンとなった加入1年目には期待を感じさせるプレーを見せたが、監督が交代した2年目以降は出場機会が減少し、この夏の移籍市場でドルトムントに復帰することになった。

 クロップ監督は今月3日と4日にスイスのニヨンで行われたUEFA監督フォーラムでファーガソン氏に会った際、香川についての話をしたとのことだ。イギリス『サン』がクロップ監督の言葉を伝えた。

「ファーガソンは今でもシンジのことが大好きなんだ。彼はこう言っていたよ。『彼にとってうまくいくようにさせてやれなかったのは残念だ。我々は1年目には満足していた』」

「2年目には普通なら次のステップを踏むものだが、彼はそれができなかった。だがサー・アレックスは言っていたよ。『残念だ、我々がうまく成功させるべきだった』とね」

 MFマルコ・ロイスを負傷で欠いて16日のチャンピオンズリーグ初戦に臨むドルトムントだが、復帰初戦でさっそくの活躍を見せた香川の存在はクロップ監督を安心させているようだ。

「アーセナル戦の前にマルコを失うのは信じられないほどの痛手だ。心臓にショックを受けたようだったが、『大丈夫だ、シンジがいる』と考えることができた。彼が戻ってきた最初の日、我々は『シンジ』を見ることができた。2日目も『シンジ』、3日目も『シンジ』だ」

「彼のスキルは今でもすべて変わっていない。自信の面でも問題はないと思う。そのことについて話をしたが、彼は大丈夫だ。みんなが考えているよりも、彼は(ユナイテッドで)多くの試合を戦ってきた。90分フル出場ではなくとも、50試合近くプレーしてきたんだ。完璧ではないが、何もないというわけでもない」

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