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鹿島DF西のダイレクトボレーが8月の月間ベストゴールに選出

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 Jリーグは16日、鹿島アントラーズのDF西大伍が第18節のサンフレッチェ広島戦で決めたゴールが、8月の月間ベストゴールに選出されたことを発表した。西は広島戦の後半25分、MF小笠原満男のCKをPA外で受けて、豪快なダイレクトボレーをゴールに突き刺した。

 Jリーグ選考委員会は「コーナーキックを走り込みながらシュートするという難易度の高い技術を評価した。直接シュートに持ち込む判断力と、正確にゴールすることができる技術力が合わさった、文句のつけようがないゴールであった。2-1の場面から相手の戦意を失わせるには十分なインパクトを与えた」と総評し、チーム戦術的な観点からも「相手選手がゴール前に9人いる状況を上手く利用し、ペナルティーエリア外にいた西選手にダイレクトに繋がるコーナーキックを選択したことにより、相手選手の意表をつくチームプレーを見せた。チームとしての戦術眼の高さがうかがえる。この日チームは5得点をあげ、月間で4勝1分と8月度1位の成績となった」と、コメントしている。

 受賞した西は「この度、月間ベストゴールに選んでいただいて大変嬉しく思います。今回のゴールについては、小笠原選手から良いボールが来たので、ミートと“枠に飛ばすこと”を一番に考えてシュートを打ちました。今回、私が受賞することになりましたが、いろいろなスタッフの方や周りの選手に協力してもらっての受賞なので、すべての人たちに感謝したいと思います」と、周囲への感謝を口にし、「今、チームは優勝を狙える位置にいるし、僕らにはJリーグのタイトルしか残されていないので、チーム一丸となって、優勝を目指したいと思います」と、タイトルへの強い意欲を語っている。

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