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[CL]ブンデス王者とプレミア王者の激突は終了間際のボアテング弾でバイエルンが制す

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[9.17 欧州CLグループリーグ第1節 バイエルン 1-0 マンチェスター・C]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は17日、グループリーグ第1節を行い、昨季のブンデスリーガ王者バイエルン(ドイツ)とプレミアリーグ王者マンチェスター・シティが対戦した。試合終了間際のゴールでバイエルンが1-0で勝利し、ホームで勝ち点3をつかんでいる。

 キックオフ直後、いきなりバイエルンが牙をむく。ゴール前まで一気にボールを運び、MFマリオ・ゲッツェのパスを受けたFWロベルト・レバンドフスキのパスが流れたところをMFトマス・ミュラーが回収。短くボールを運びシュートしたが、左サイドネットに外れた。同19分にもバイエルンは、左サイドからシティの守備を崩し、ミュラーがヘッドでゴールを狙ったが、GKジョー・ハートの好セーブに遭う。

 さらにバイエルンは、ミュラーの折り返しをゲッツェが狙うなど、チャンスをつくるが、得点を挙げられない。22分にはマンチェスター・Cも自陣からのロングカウンターを見せ、最後はFWエディン・ジェコがPA内でフィニッシュを放ったが、シュートを枠に飛ばせない。ピンチを凌いだバイエルンは、DFダビド・アラバのミドルシュート、PA内でボールを受けたレワンドフスキのシュートなど、シティに圧力を掛けたが、スコアレスで前半を折り返す。

 後半に入ってからもボールポゼッションで上回るバイエルンだが、体を張ったシティの守備を崩しきれない。逆にシティは後半18分、右サイドのMFヘスス・ナバスが突破を見せ、クロスにダビド・シルバが合わせる決定機をつくったが、このシュートは左に逸れて行った。

 後半29分にシティがジェコに代えてFWセルヒオ・アグエロを投入すれば、バイエルンも同31分にミュラーを下げてFWアリエン・ロッベンを起用するなど、ベンチに置いていた切り札を起用するが、試合は動かない。バイエルンは後半44分、DFジェローム・ボアテングの鋭いミドルシュートもGKジョー・ハートに阻まれたが、最後まで攻め続けた。

 その姿勢が結果に出る。ボアテングのシュートからCKを得ると、このCKからのこぼれ球をPA内左サイドで受けたボアテングが再びシュート。これがゴールに決まり、バイエルンが土壇場で先制点を挙げた。アディショナルタイム3分には、シティもアグエロがDFと競り合いながら抜け目なくシュートを放ったが、枠を捉えられず。このまま1-0でバイエルンが勝利し、初戦で勝ち点3を獲得した。

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