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[アジア大会]なでしこで初ハットトリック!! FW菅澤「自信につなげたい」

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[9.18 アジア大会GL第2戦 日本女子12-0ヨルダン女子 南洞]

 代表で初のハットトリックを成し遂げた日本女子代表(なでしこジャパン)FW菅澤優衣香は、「最初から3点は取ると決めていた」と有言実行の得点だったと笑顔で話した。

 前半5分にMF川澄奈穂美のゴールで先制したなでしこは圧巻のゴールラッシュを披露する。その中で存在感を示したのが、初戦の中国戦はベンチスタートとなりながらもヨルダン戦で先発の座をつかんだ菅澤だった。

 前半12分に川澄のクロスを高い打点のヘッドで自身1点目を突き刺す。「高さは自分の持ち味だと思うので、クロスが来たらヘディングしようと思っていました。だから、そういう形で点を決め切れたのは本当に良かったと思います」と持ち味を発揮しての得点に、満足気な表情を見せた。

 前半39分にはFW吉良知夏のシュートがクロスバーに当たった跳ね返りを押し込んで2点目。さらに同41分にはGKが弾いたボールを見逃さずに蹴り込み、ハットトリックを達成した。「代表でハットトリックは初めてです。相手がたとえどんな相手でも、これを自信につなげていきたい」と喜びを語りつつも、まだまだ上を目指していると話した。

「FWとしてしっかり点を決め切れたのは良かったと思いますが、他にもチャンスがあったところで決め切れないところがありました。そういう部分を改善しなければいけないと思ったので、満足はしていません」。先発起用の期待にしっかりと結果で応えた23歳のストライカーは、さらなる高みを目指す。

(取材・文 折戸岳彦)

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