beacon

クロップ、負傷者の状況は「少しばかり悪化」

このエントリーをはてなブックマークに追加

アーセナル戦でケール、スボティッチが軽傷

 ドルトムントは、20日に行われるブンデスリーガ第4節でマインツと対戦する。古巣との試合に向けての会見で、ユルゲン・クロップ監督はチームの負傷者状況について「11人以上は集まるだろう」と話した。

 ドルトムント監督に就任する前に、クロップ監督は1990年から2008年まで選手、そして指揮官としてマインツに過ごしていた。クロップ監督にとっては特別な相手となる。

「彼らにはすべてがうまくいってもらいたい。だが、年に2度だけはそうは思わない。今年は彼らにもうホフィー(ヨナス・ホフマン)を貸し出したからなおさらだ。マインツに行くのはいつも楽しみだし、特に勝ち点3を奪えれば、上機嫌でまた去ることができる」

 この夏からカスパー・ヒュルマンド新監督が指揮を執るマインツは、ヨーロッパリーグでは予選で、DFBポカールでは1回戦で敗退している。ブンデスリーガでは敵地での第3節ヘルタ・ベルリン戦で初めて白星を飾った。

「マインツは苦しいスタートを強いられたが、ヘルタ相手には調子を上げたね。マインツはホフィーのほかに何人か獲得し、マーケットで活発に動いた。だから、彼らのプレーを分析するにあたって参考にしているのは(最も最近の)ヘルタ戦だけだ」

 一方、クロップ監督は負傷者の状況にも触れている。16日に行われたチャンピオンズリーグでのアーセナル戦でMFセバスティアン・ケールとDFネヴェン・スボティッチがともに内転筋を痛めて、マインツ戦の出場が危ぶまれている。試合直前に筋肉の問題を抱え、欠場を強いられたDFルカシュ・ピシュチェク、試合中脚をつったマルセル・シュメルツァーもまだ万全ではないようだ。

「全体的には改善したとは言えない。逆に少しばかり悪化したね。様子を見なければいけない。11人以上の選手が集まることに関しては楽観的だが、その数字をどれほど上回るか現時点では分からない。だから、U-23からも何人かマインツへ帯同するのは確かだよ」

MFイルカイ・ギュンドアンやDFマッツ・フンメルスは全体練習に参加しているが、実戦復帰はまだ早いとのことだ。慎重に次のように語った。

「チーム練習を2週間こなしたところで、14か月離脱していた選手(ギュンドアン)がメンバー入りするのは無理がある。マッツに関しては、彼がいつからチーム練習に参加していなかったか、その前にはいつから実戦に出ていなかったかを検討しなければいけない」

 会見ではクロップ監督はMF香川真司の状態についてはコメントしなかったが、ドイツ『ルールナハリヒテン』の情報によれば、同選手は18日のトレーニングには参加していたとのことだ。

▼関連リンク
ブンデスリーガ2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP